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J-GLOBAL ID:201702231758209755   整理番号:17A0981074

ベトナムのメコンデルタにおける二毛作イネ作付体系下の土壌炭素および入手できるケイ素に及ぼす稲藁堆肥および化学肥料の連続的利用の影響

Effects of the Continuous Application of Rice Straw Compost and Chemical Fertilizer on Soil Carbon and Available Silicon under a Double Rice Cropping System in the Mekong Delta, Vietnam
著者 (3件):
資料名:
巻: 51  号:ページ: 233-239(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: Y0175A  ISSN: 0021-3551  CODEN: JARJA9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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ベトナムのメコンデルタで25の作物連作のために二毛作イネ作付体系下で,土壌炭素およびケイ素に及ぼす稲藁堆肥(RSC)および化学肥料利用の影響を研究するために,一連の野外実験を実行した。RSC(各々の農作物のための生体重としての6Mg ha-1)の連続的印加がより高い産出およびRSCなしの処理より利用可能なケイ素を生じることを,本結果は示した。表面(地表面から0-10cm)土壌における利用可能なケイ素はRSCによる処理において36.3~38.7 mg Si kg-1であった。一方,それはRSCなしの処理に対して24.2~30.0 mg Si kg-1であった。適用した化学肥料の量を無視すると,RSCなしの処理に対するイネ生産高はRSCを有する処理に対してのものより低くて,より少ない化学肥料を伴った。さらに,化学肥料の中等度処方量との組合せで使用されるRSC利用は,356~401kg炭素ha-1year-1の速度で,土壌での全炭素を増加した。本結果は,イネ生産高,稲藁堆肥の利用が選択を提供する,を維持するために,水田土壌におけるケイ素利用可能性を,維持しなければならないか,増加しなければならないことを示唆した。本結果はまた,土壌中にRSCの利用が全炭素を増加したことと,水田を炭素隔離のために効果的に使用できることを示唆すること,を示した。(翻訳著者抄録)
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著者キーワード (3件):
分類 (3件):
分類
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稲作  ,  土壌化学  ,  肥料一般 
引用文献 (18件):
  • Barbarosa-Filho, M. P. et al. (2001) Evaluation of soil test procedures for determining rice-available silicon. Commun. Soil Sci. Plant Anal. 21, 1779-1892.
  • Cassman, K. G. et al. (1998) Opportunities for increased nitrogen-use efficiency from improved resource management in irrigated rice systems. Field Crops Res. 56, 7-39.
  • Dobermann, A. and Fairhurst, T. (2000) Nutrient disorders and nutrient management, International Rice Research Institute, Potash & Phosphate Institute and Potash & Phosphate Institute of Canada, Makati City, Philippines (distributed in the form of CD-ROM).
  • Fujii, H. (2002) Effect of silicate on growth, yield and taste of rice, in Japanese society of soil science and plant nutrition. (eds.), Silicon and crop production. Hakuyu-sha, Tokyo, pp.41 [In Japanese].
  • General Statistics Office, Vietnam (2010) Statistical Yearbook 2009. Statistical publishing house, Hanoi, pp.159.
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