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J-GLOBAL ID：201702231765016646   整理番号：17A0514033

高分子複合材料の制御した耐衝撃性へのカーボンナノチューブ及び形状記憶合金ワイヤの影響

The influence of carbon nanotubes and shape memory alloy wires to controlled impact resistance of polymer composites

著者 (4件)： SOFOCLEOUS Katerina (Univ. Cyprus, Nicosia, CYP) ,  DRAKONAKIS Vasileios M (Univ. Nicosia, Nicosia, CYP) ,  OGIN Stephen L (Univ. Surrey, Guildford, GBR) ,  DOUMANIDIS Charalabos (Khalifa Univ., Abu Dhabi, ARE)
資料名： Journal of Composite Materials  (Journal of Composite Materials)
巻： 51  号： 2  ページ： 273-285  発行年： 2017年01月 
JST資料番号： B0859A  ISSN： 0021-9983  CODEN： JCOMB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高分子複合材料は,さまざまな利点にもかかわらず,最も重要な欠点の一つは,弱い衝撃損傷耐性である。それで,新しい強化材料及びプロセスを,高分子複合材料の衝撃耐性を改良するために探し求めている。本稿では,高分子複合材料の耐衝撃性を改良するために,カーボンナノチューブ(CNT)と形状記憶合金(SMA)ワイヤの影響を研究した。炭素織物,CNT,SMAワイヤ(NiTi合金),及びエポキシ樹脂を4層に組み合わせた,4種類の試料を,真空補助の湿式積み成形プロセスにより製作した。油圧制御試験機を,衝撃試験用に用いた。制御試料(SMAとCNTを含まない)と比較したエネルギー吸収の増加が,SMAワイヤ強化試料は144%,SMA+CNT強化試料は135%であり,SMAワイヤの方が有効であることを示した。一方,SMA強化試料へのCNT添加が,靭性の増加により,損傷開始の遅延に寄与することを示した。

シソーラス用語： *複合材料 ,  *衝撃強さ ,  *カーボンナノチューブ ,  *形状記憶合金 ,  金属線 ,  炭素 ,  織物 ,  エポキシ樹脂 ,  エネルギー吸収 ,  損傷 ,  靱性 ,  衝撃試験
準シソーラス用語： *高分子複合材料 ,  *耐衝撃性 ,  *CNT【炭素】 ,  金属ワイヤ ,  衝撃損傷

分類 (4件)： 炭素とその化合物  (YB02060D) ,  その他の金属組織学  (WB01040Y) ,  エポキシ樹脂  (YH07040I) ,  ゴム・プラスチック材料  (HC04030W)

タイトルに関連する用語 (5件)： 高分子複合材料 ,  耐衝撃性 ,  カーボンナノチューブ ,  形状記憶合金 ,  ワイヤ