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J-GLOBAL ID:201702231769782383   整理番号:17A0567949

非ステロイド系抗炎症薬に関連する胃腸横隔膜疾患の臨床的特徴,診断,および治療戦略

Clinical Features, Diagnosis, and Treatment Strategies of Gastrointestinal Diaphragm Disease Associated with Nonsteroidal Anti-Inflammatory Drugs
著者 (4件):
資料名:
巻: 2016  ページ: ROMBUNNO.3679741 (WEB ONLY)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U7013A  ISSN: 1687-6121  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,非ステロイド性抗炎症薬-(NSAID-)誘発横隔膜疾患(DD)の,臨床的特徴,診断,および,治療方法を示すことにある。1973年1月から2015年8月の文献を対象として,文献検索を実施した。NSAID誘発DDを発症した患者の臨床的データを記録し分析した。患者数は159例であり,男女比は1:2.3,平均年齢は65±11歳であった。最も多く観察された臨床症状は,消化管出血および閉塞であった。121例の者(84%)は,従来型NSAIDを服用していた。NSAID服用の継続時間は,2から300ヵ月の範囲であった。大部分のDD(59.7%)は小腸において,続いて結腸(30.2%)において観察された。発生箇所は,それぞれ,主に回腸(57.9%),ならびに,右結腸(91.7%)であった。患者の80%は,多発性横隔膜を有していた。小腸DDの41.5%には,カプセル内視鏡検査および/またはダブルバルーン小腸鏡検査による術前診断が実施され,52.1%が開腹されていた。患者のおよそ75%が外科手術を受け,内視鏡下バルーン拡張術は22例の患者で実行された。53例の患者でNSAIDが中止された。NSAID誘発DDは,比較的まれであることがわかった。本疾患において,最も良く罹患する器官は小腸である。小腸DDの術前診断は,比較的難しいことも確認された。本疾患においてはNSAIDの中止は推奨されており,外科的切除が現時点での主要な治療方法である。また,内視鏡下バルーン拡張術は,代替的治療法としての位置づけと考えられる。(翻訳著者抄録)
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分類 (5件):
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生物科学研究法一般  ,  薬物学一般  ,  消化器の臨床医学一般  ,  消炎薬の臨床への応用  ,  消化系一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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