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J-GLOBAL ID：201702231814150871   整理番号：17A1051155

イオン液体支援前処理を用いたサトウキビバガスからのリグニン回収の最適化

Optimization of lignin recovery from sugarcane bagasse using ionic liquid aided pretreatment

著者 (10件)： SAHA Koel (National Inst. of Technol. Durgapur, West Bengal, IND) ,  DASGUPTA Jhilly (National Inst. of Technol. Durgapur, West Bengal, IND) ,  CHAKRABORTY Sudip (Univ. Calabria, Rende, ITA) ,  CHAKRABORTY Sudip (Masdar Inst. of Sci. and Technol., Abu Dhabi, ARE) ,  ANTUNES Felipe Antonio Fernandes (Univ. Sao Paulo, SP, BRA) ,  SIKDER Jaya (National Inst. of Technol. Durgapur, West Bengal, IND) ,  CURCIO Stefano (Univ. Calabria, Rende, ITA) ,  DOS SANTOS Julio Cesar (Univ. Sao Paulo, SP, BRA) ,  ARAFAT Hassan A. (Masdar Inst. of Sci. and Technol., Abu Dhabi, ARE) ,  DA SILVA Silvio Silverio (Univ. Sao Paulo, SP, BRA)
資料名： Cellulose  (Cellulose)
巻： 24  号： 8  ページ： 3191-3207  発行年： 2017年08月 
JST資料番号： W1128A  ISSN： 0969-0239  CODEN： CELLE8  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： サトウキビバガスからのリグニンの抽出と回収を最適化するために,イオン液体(1-エチル-3-メチルイミダゾリウムアセタート([EMIM]oAc))を使用した。抽出したリグニンの品質と純度を調べ,FTIRにより主な官能基の存在を確認した。抽出したリグニンが低分子量であることをGPC(ゲル浸透クロマトグラフィー)で確認した。これはリグニンの断片化によるもので,熱安定性が低下した。未処理と前処理バガスのFTIR分析の結果から,バガスからのリグニンの抽出は前処理により向上することが明らかになった。イオン液体の回収と再利用性をTGAにより確認した。これはこの工程が経済的に実用化可能で環境に優しいことを示した。しかしながら,[EMIM]oAcを多数回リサイクルしてサトウキビバガスの前処理戦略のコスト効果を増強するためには,更なる研究が必要である。

シソーラス用語： *イオン液体 ,  バガス ,  *サトウキビ ,  *リグニン ,  *溶媒抽出 ,  回収 ,  カルボン酸エステル ,  カルボン酸塩 ,  脂肪族カルボン酸 ,  純度 ,  FTIR分光法 ,  ゲル浸透クロマトグラフィー ,  熱安定性 ,  前処理 ,  リサイクル
準シソーラス用語： アセタート ,  サトウキビバガス

分類 (2件)： 動植物,微生物のその他の産生物質  (CF10090R) ,  木材化学  (FF05040V)

物質索引 (1件)： 1-エチル-3-メチルイミダゾリウム

タイトルに関連する用語 (6件)： イオン液体 ,  支援 ,  前処理 ,  サトウキビバガス ,  リグニン ,  最適化