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J-GLOBAL ID：201702231838873082   整理番号：17A0716592

DNAに結合する転写因子に及ぼすシトシンのメチル化の効果を探るためのコンピュータモデリングによるアプローチ

Computational Modeling Approach in Probing the Effects of Cytosine Methylation on the Transcription Factor Binding to DNA

著者 (4件)： TENAYUCA John (California State Univ., California, USA) ,  COUSINS Kimberley (California State Univ., California, USA) ,  YANG Shumei (California State Univ., California, USA) ,  ZHANG Lubo (Loma Linda Univ. School of Medicine, California, USA)
資料名： Current Topics in Medicinal Chemistry  (Current Topics in Medicinal Chemistry)
巻： 17  号： 15  ページ： 1778-1787  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2393A  ISSN： 1568-0266  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 不明 (ARE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 当研究は遺伝子プロモーターのSp1結合部位に対してシトシンのメチル化(並びにそれによるSp1水素結合の変化)と,結果的にSp1結合親和性を落とすことになるvan der Waals相互作用が相まって与える構造的影響を実証したものである。メチル基同士が混み合うことが,リン酸と糖-リン酸結合の配向を変化させることでDNA主鎖の再組織化に最も寄与している。著者らが得たデータは³¹P-NMRを用いて解析した先行研究と整合していて,メチル化位の配向の変化と近接ヌクレオチドの水素結合の変化が共にそこから見て取れる。このような(特に糖とリン酸基を伴う)構造のシフトが,シトシンのメチル化に伴って起きるDNA主鎖の柔軟性低下の主因かも知れないというのはもっともな説明である。

シソーラス用語： 結合 ,  転写因子 ,  ピリミジン塩基 ,  *メチル化 ,  *モデリング ,  ヌクレオチド ,  シミュレーションモデル ,  プロモーター領域 ,  水素結合 ,  親和性 ,  van der Waals力 ,  分子配向 ,  リン31NMR ,  DNA【核酸】 ,  アルキル基 ,  *CAD【計算機】 ,  窒素複素環化合物 ,  ウレア化合物
準シソーラス用語： DNA結合 ,  *シトシンメチル化 ,  *コンピュータモデリング ,  結合親和性 ,  DNA鎖状体 ,  メチル基

分類 (2件)： 核酸一般  (EB04010U) ,  CAD,CAM  (JE10000A)

物質索引 (1件)： シトシン

タイトルに関連する用語 (5件)： DNA ,  転写因子 ,  シトシン ,  メチル化 ,  コンピュータモデリング