文献

J-GLOBAL ID：201702231937299168   整理番号：17A1137465

災害知識構造が災害対応行動意図に与える影響-平成27年関東・東北豪雨を事例として-

著者 (2件)： 小林秀行 (明治大 情報コミュニケーション) ,  田中淳 (東大 大学院情報学環 総合防災情報研究セ)
資料名： 災害情報  (日本災害情報学会誌)
号： 15-1/2  ページ： 137-147  発行年： 2017年06月 
JST資料番号： L7755A  ISSN： 1348-3609  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・災害に対する住民の災害知識構造が,災害情報の入手や避難などの対応行動に対してどのような影響を与えているかを検討した研究。
・平成27年関東・東北豪雨において水害を発生させた鬼怒川流域の住民を対象に,インターネット調査を実施。
・災害知識構造をもつ調査協力者ほど早期の災害情報入手や翌日に早起きしようと思うなどコストが低い対応行動を意図し,実際に災害情報を早期に入手していることが判明。

シソーラス用語： 自然災害 ,  *豪雨 ,  知識 ,  構造 ,  災害 ,  情報 ,  インターネット
準シソーラス用語： *平成27年9月関東・東北豪雨 ,  *知識構造 ,  *災害情報

分類 (2件)： 自然災害  (RA02030M) ,  ドキュメンテーション  (RA01030F)

引用文献 (30件)：

• Ajzen, I., 1991“The theory of planned behavior” “Organizational Behavior and Human Decision Processes”50, pp.179-211
• 東田光裕・林春男・斉藤俊一・北野哲人,2004「水害を対象とした災害対応シミュレータ(プロトタイプ)の開発」『地域安全学会論文集』No.6,pp.51-58
• Fishbein, M. & Ajzen, I., 1975 “Belief, Attitude, Intention and Behavior: An Introduction to Theory and Research” Reading, MA: Addison-Wesley.
• Susan T. Fiske & Shelley E. Taylor, 2008 “SOCIAL COGNITION From Brains to Culture” McGraw-Hill Higher Education (=S.T.フィスク・S.E.テイラー著・宮本聡介・唐沢譲・小林知博・原奈津子訳,2013『社会的認知研究-脳から文化まで』北大路書房)
• 藤垣裕子・廣野喜幸,2008『科学コミュニケーション論』東京大学出版会

タイトルに関連する用語 (5件)： 災害 ,  知識構造 ,  災害対応 ,  行動意図 ,  関東・東北豪雨