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J-GLOBAL ID:201702231949306314   整理番号:17A0522481

北海道における子実用トウモロコシの窒素利用特性と土壌診断に基づく窒素施肥対応 第1報 窒素利用特性と土壌窒素分析値による窒素吸収量の推定

Nitrogen utilization of maize (Zea mays L.), and estimation of nitrogen uptake using soil nitrogen in Hokkaido
著者 (6件):
資料名:
巻: 88  号:ページ: 89-99  発行年: 2017年04月05日 
JST資料番号: G0156A  ISSN: 0029-0610  CODEN: NIDHAX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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北海道では近年,子実用トウモロコシの栽培面積が増加しており,栽培方法の確立が求められている。子実用トウモロコシの土壌診断に基づく窒素施肥対応技術の構築に必要な知見を得るため,道央地域の低地土および台地土と,十勝地域の火山性土において窒素用量試験を実施し,以下の結果を得た。1)窒素吸収量と子実乾物収量の間には高い相関関係があり,両者の関係性は地域および土壌種類により異なった。また,窒素吸収量と総窒素施用量との間には有意な相関関係が認められた。2)土壌由来窒素利用率は,道央地域の低地土・台地土では無窒素区に比べて窒素施肥区で高く,十勝地域の火山性土では無窒素区に比べて窒素施肥区で低かった。3)十勝地域の火山性土では無窒素区の窒素吸収量が多いほど窒素施肥区における施肥窒素利用率が低下する傾向が認められた。4)窒素施肥区において窒素吸収量と最も相関が高かった土壌窒素分析値は,道央地域の低地土・台地土では熱水抽出性窒素と無機態窒素を合わせた場合で,無機態窒素の対象土層が深いほど相関が高まる傾向であった。同じく十勝地域の火山性土では,熱水抽出性窒素だけを用いた時の相関係数が高く,熱水抽出性窒素に無機態窒素を合わせても相関が高まる傾向は認められなかった。5)総窒素施用量と土壌窒素分析値から推定した窒素吸収量は,実際の窒素吸収量と近似し,両者の相関係数は0.93~0.94と有意に高かった。(著者抄録)
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分類 (3件):
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植物栄養  ,  施肥法・肥効  ,  トウモロコシ 
引用文献 (20件):
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