文献
J-GLOBAL ID:201702231963403503   整理番号:17A1477880

二値効用下でのケーキ分割問題

Cake Cutting for All-or-Nothing Utility
著者 (4件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: AG16-E_1-9(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: U0128A  ISSN: 1346-8030  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
参加者が選好表明において戦略を有することを考慮するケーキ分割メカニズムで戦略的操作不可能性を満たすには,参加者の効用関数が加法的であることを仮定していた。本論文では,効用関数が加法性を満たさない二値効用である場合を対象とし,戦略的操作不可能性を満たすケーキ分割メカニズムを提案した。まず,二値効用下ではパレート効率性と非羨望性を満たすメカニズムは存在しないことを示し,Serial Dictatorshipメカニズムをもとに非羨望性を諦めて,戦略的操作不可能性とパレート効率性を満たすSSDメカニズムを提案した。次に,SSDメカニズムがパレート効率的な割当を発見する問題はNP困難なので,参加者数に対して多項式時間で求解可能なSSDFメカニズムを示した。また,SSDFメカニズムに基づきパレート効率性を諦めて,戦略的操作不可能性と非羨望性を満たすEF-SSDFメカニズムを提案した。さらに,戦略的操作不可能性を拡張した架空名義操作不可能性を満たすメカニズムを検討し,二値効用下でパレート効率性と両立するメカニズムは存在しないことを証明して,EF-SSDFメカニズムをもとに架空名義操作不可能性と非羨望性を満たすFNP-SSDFメカニズムを示した。各メカニズムの割当人数を比較する実験を行い,条件が加わるごとに平均割当人数が減少し,実行時間が増加することを確かめた。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
その他のオペレーションズリサーチの手法  ,  計算理論 
引用文献 (18件):
もっと見る
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る