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J-GLOBAL ID：201702231985954118   整理番号：17A1720201

リグニン脱色のための実用的プロセス:溶媒としてのメタノール/水を用いたリグニンの分画【Powered by NICT】

A practicable process for lignin color reduction: fractionation of lignin using methanol/water as a solvent

著者 (5件)： Zhang Hui (State Key Laboratory of Pulp and Paper Engineering, South China University of Technology, Guangzhou 510640, China. [e-mail]) ,  Bai Youcan ,  Yu Boming ,  Liu Xinxin ,  Chen Fangeng
資料名： Green Chemistry  (Green Chemistry)
巻： 19  号： 21  ページ： 5152-5162  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2066A  ISSN： 1463-9262  CODEN： GRCHFJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 工業用リグニンの適用範囲を拡大するために,非化学反応減色法を行った。Eucalyptusクラフトリグニンは溶媒としてメタノール/水を用いて分画し,二画分を得た。低分子量を有する画分をL高分子画分と比較して明らかな色の優位性を示すと命名した。二画分をGPC,FTIR,TG-DTG,可視光スペクトル,HSQCおよび~13C NMR分光法によって特性化し,色識別に関する相対的機構を提案した。H画分は,高い分子量とより少ない反応性をもたらす多数の縮合構造を含んでいる。に加えて,共役二重結合とキノイド構造における豊度はHの暗色を決定した。二画分は,リグノスルホン酸塩を調製するためにスルホン化し,生成物は,染料分散剤として評価した。SL画分はSH画分と市販リグノスルホン酸塩と比較して色性能に関する明らかな利点を示した。さらに,SL画分は良好な分散性と高温安定性を示した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： ユーカリ ,  *リグニン ,  二重結合 ,  キャラクタリゼーション ,  低分子量 ,  分散剤 ,  反応性 ,  リグニンスルホン酸 ,  分散度 ,  縮合反応 ,  *脱色 ,  スルホン化 ,  NMR【磁気共鳴】
準シソーラス用語： HSQC ,  クラフトリグニン , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 木材化学  (FF05040V) ,  生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y)

タイトルに関連する用語 (7件)： リグニン ,  脱色 ,  プロセス ,  溶媒 ,  メタノール ,  水 ,  分画