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J-GLOBAL ID：201702232032965104   整理番号：17A1504823

乾燥地作付体系下での異なる土壌型の土壌蒸発の予測の改善【Powered by NICT】

Improving the prediction of soil evaporation for different soil types under dryland cropping

著者 (1件)： Kodur S. (The University of Southern Queensland, Toowoomba, Qld 4350, Australia)
資料名： Agricultural Water Management  (Agricultural Water Management)
巻： 193  ページ： 131-141  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0745A  ISSN： 0378-3774  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 土壌蒸発(E_S)は乾燥地農業世界における水損失の主要な画分である。E_Sの正確な推定は,農業用水管理における意思決定改善のために重要である。Ritchieの2段階E_SアルゴリズムはE_Sを推定するための作物モデルで一般的に使用される。しかし,同じ土壌型により異なるE_S入力値の使用,および異なる土壌型により,これらのモデルにおけるE_Sおよび作物収量にどのように影響するかについての理解の欠如は,予測精度に悪い影響を与える。これらの問題に対処するために,ステージ1およびステージ2E_Sの入力値の範囲は,照合し,モデル化E_Sと収率に及ぼすそれらの影響は,乾燥地コムギ作物を比較した。APSIM農業システムモデルを用いた結果は,作物中へE_S増加と収率はステージ1およびステージ2E_S入力値の両方の増加と共に減少し,一方,ステージ2値は,より大きな効果,特に土壌タイプにわたる低い降雨条件下であることを示唆している。休閑E_Sと作物中E_Sはより高かった(それぞれ7と12mmyr~ 1)と収率はデフォルトデータセットよりも高い段階2E_S入力値を用いた経験的データセットで低かった(0.27粗~( 1)年~ 1)。全てのデータセットを用いて,E_Sと収率は他の土壌タイプより黒色バートソルで高かった(それぞれ451mmyr~ 1と1.51 1 0.98粗~( 1)年~ 1)。降雨および/またはE_S入力値が増加するにつれて,両E_Sと収率(データセット間のモデル化誤差)の変動性は増加し,黒色バートソルとレッドカンドソル土壌の方が高かった。これらの洞察は,E_S推定のためのRitchieのアルゴリズムを適用するモデルにおけるE_Sと依存因子の予測精度を改善するであろう。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *土壌型 ,  モデリング ,  農業用水 ,  降雨 ,  *蒸発 ,  コムギ ,  *乾燥地帯 ,  休耕 ,  作物収量 ,  農業 ,  農作物 ,  アルゴリズム ,  水損失
準シソーラス用語： 予測精度 ,  作物モデル , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 農業 ,  ライシメータ ,  モデリング ,  降雨量変動 ,  土壌水収支 ,  コムギ

分類 (1件)： 農業土木  (FB02000W)

タイトルに関連する用語 (6件)： 乾燥地 ,  作付体系 ,  土壌型 ,  土壌 ,  蒸発 ,  予測