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J-GLOBAL ID：201702232066154168   整理番号：17A1711401

高齢者における筋力と血流に対する血流制限運動トレーニングの効果【Powered by NICT】

Effects of blood flow restricted exercise training on muscular strength and blood flow in older adults

著者 (4件)： Kim Jahyun (Department of Kinesiology, Iowa State University, Ames, IA, USA) ,  Lang James A. (Department of Kinesiology, Iowa State University, Ames, IA, USA) ,  Pilania Neha (Department of Kinesiology, Iowa State University, Ames, IA, USA) ,  Franke Warren D. (Department of Kinesiology, Iowa State University, Ames, IA, USA)
資料名： Experimental Gerontology  (Experimental Gerontology)
巻： 99  ページ： 127-132  発行年： 2017年 
JST資料番号： T0267A  ISSN： 0531-5565  CODEN： EXGEAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 若年成人では,比較的低い強度で血流制限運動(BFRE)は従来の高強度トレーニングと同様に筋力を増加させることができる。虚血性運動は骨格筋における側副血流を増加させることができる。しかし,高齢者における筋肉強度と血流に対する慢性BFREの影響はまだ知られていない。本研究の目的は,若年および高齢被験者間の骨格筋強度と血流とBFREと従来の高強度抵抗運動を行う高齢者の間の4週間BFREトレーニングの効果を比較することであった。最大随意収縮(MVC),前腕周囲,ピーク前腕血流(FBF),前腕血管コンダクタンス(FVC)は,高齢者(O BFRE, 63±1 y, n=9)と若年成人(Y BFRE, 22±1 y, n=8)におけるBFRE4週間前腕抵抗訓練の前後と高齢者(O HI, 63±1 y, n=10)の75%最大随意収縮で高強度トレーニングで評価した。MVCは全群で(O BFRE,33.4±4.7から36.3±4.7kg;Y BFRE,37.2±4.9~43.0±5.0kg;OHI,34.0±4.4~39.8±4.4kg;すべてp<0.05)増加した。前腕周はO BFRE(26.3±1.1から26.7±1.1cm,p<0.05)とY BFRE(23.9±0.9から25.1±1.5cm,p<0.05)ではなくOHI(25.9±1.0~26.1±1.0cm;P=0.26)で増加した。ピーク前腕血管コンダクタンスはY BFRE(0.190±0.016から0.311±0.031に;P=0.01)ではなくO BFRE(0.157±0.024から0.193±0.029単位;P=0.48)とOHI(0.188±0.035 0.227±0.035単位;P=0.18)で増加した。これらのデータは,慢性BFREトレーニングは若年成人における筋力,筋サイズと血管分布の増加に有効であるが,高齢者では,筋力とサイズのみを増加させることを示唆する。より長い訓練時間またはより高容積は,高齢者において同様の血管適応を誘発するに必要である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 虚血 ,  骨格筋 ,  *血流 ,  *筋力 ,  前腕 ,  *老人 ,  コンダクタンス ,  血管
準シソーラス用語： 血管分布 ,  最大随意収縮 ,  被験者 ,  若年 ,  若年成人 ,  *血流制限 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 加齢 ,  筋肉減少症 ,  筋力 ,  血管反応性

分類 (2件)： リハビリテーション  (GB06000Z) ,  スポーツ医学  (GC11000Y)

タイトルに関連する用語 (5件)： 高齢者 ,  筋力 ,  血流 ,  血流制限 ,  運動トレーニング