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J-GLOBAL ID:201702232079154394   整理番号:17A1241892

血友病性関節症患者における活動性関節破壊と炎症を検出する血清学的バイオマーカー【Powered by NICT】

Serological biomarkers detect active joint destruction and inflammation in patients with haemophilic arthropathy
著者 (12件):
資料名:
巻: 23  号:ページ: e294-e300  発行年: 2017年 
JST資料番号: W1809A  ISSN: 1351-8216  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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導入:再発性関節出血に起因する進行性関節症血友病における重篤な合併症である。目的:本研究では,関節軟骨と骨劣化,および炎症のバイオマーカーは血友病患者で変化したかどうか,またこれらのバイオマーカーは関節症を伴った血友病患者を同定できるかどうかを調べた。関節症と43年齢と性別を一致させた対照被験者の程度を変えた35血友病患者から【方法】血清を分析した。軟骨分解(C2M,COMP,CTX-II,ADAMTS5),軟骨形成(PRO C2),骨形成(PINP),骨吸収(CTX I)および炎症(hsCRP, CRPM)のバイオマーカーは,ELISAにより測定した。関節症は放射線学的評価(Petterssonスコア)と理学的検査(Gilbertスコア)により評価した。【結果】血友病患者では,C2M,CTX-II及びCOMPにより測定した,軟骨分解は,対照被験者と比較して25%(P<0.05)により増加した。軟骨分解酵素のレベル,ADAMTS5は,血友病患者(P<0.05)で10%低かった。骨形成(PINP)は血友病患者で25%(P<0.05)により低下したが,骨吸収(CTX I)は30%(P<0.001)により増加した。急性炎症(hsCRP)は50%(P<0.01)により増加したが,慢性炎症(CRPM)は25%(P<0.0001)により減少した。hsCRP/CRPM比は対照被験者に比べて血友病患者で60%高かった(P<0.001)。C2M,CRPM,ADAMTS5を組み合わせたバイオマーカーパネルは85.3%の精度(P<0.0001)対照被験者からの血友病患者を区別することができた。バイオマーカー間の強い相関と関節の放射線学的および身体検査を見出せなかった。【結論】バイオマーカーは軟骨増加と骨分解を検出し,関節症血友病患者における炎症活性を変化させた。これらのバイオマーカーは進行関節疾患患者を同定するために使用できる可能性がある。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
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細胞生理一般  ,  免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  ,  運動器系の診断 

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