抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近年,スマートフォンやカーナビゲーションシステムの普及に伴い,経路検索やPOI(Point-of-Interest)検索などの「位置情報サービス」(LBS:Location-based Service)が幅広く利用されている。また,それに伴って大量のトレース(移動軌跡)がデータセンター側に蓄積され,人気スポットの分析や道路交通状況の可視化など「位置情報ビッグデータ」としての利活用が期待されている。しかし,位置情報は自宅,交友関係,趣味嗜好などを推測し得る情報であるため,プライバシーの侵害が懸念されている。このような背景の下,近年,位置情報プライバシーの攻撃や対策に関する研究が盛んに行われている。本講演では,近年のトップカンファレンス/ジャーナル論文を中心に,著者らが進めている研究も交えつつ,位置情報プライバシーの最新技術動向を紹介する。(著者抄録)