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J-GLOBAL ID：201702232127137758   整理番号：17A1245695

地球物理学的海氷の機械的強度パラメータを制約するための海氷変形場の利用【Powered by NICT】

Using sea-ice deformation fields to constrain the mechanical strength parameters of geophysical sea ice

著者 (2件)： Bouchat Amelie (Department of Atmospheric and Oceanic Sciences, McGill University, Montreal, Quebec, Canada) ,  Tremblay Bruno (Department of Atmospheric and Oceanic Sciences, McGill University, Montreal, Quebec, Canada)
資料名： Journal of Geophysical Research: Oceans  (Journal of Geophysical Research: Oceans)
巻： 122  号： 7  ページ： 5802-5825  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2386A  ISSN： 2169-9275  CODEN： JGREA2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： RADARSAT地球物理処理システム(RGPS)から誘導されたせん断と分岐分布を再現するために楕円降伏曲線と正常流れ則による粘塑性(VP)海氷モデルの能力を調べた。特に,氷機械的強度パラメータの変化に対する変形分布の感度を研究するために氷における独立した変化圧縮,せん断及び等方性引張強さパラメータ(P*,S*,T*)可能にするVP楕円レオロジーを再定式化した。標準氷機械的強度パラメータP*=27.5kN~ 2,S*=6.9kN~ 2,およびT*=0kN~ 2(楕円アスペクト比e=2)の10km VPシミュレーションはRGPS変形場で観測された大きなせん断と発散変形を再現せず,良く定義されたアクティブ線形運動学的特徴(LKFs)を欠いていた。のせん断と発散のための確率密度関数(PDF)はGaussにもかかわらずされていない。氷圧縮強度(一定S~*とT~*)を低減または氷せん断強さ(一定のP~*とT~*)を増加させることは両RGPS分布と良く一致しせん断と発散PDFをもたらした。海氷の等方性引張強さはせん断と発散分布に大きく影響しない。氷ドリフト誤差,平均氷厚場,及び全変形の空間スケーリングのような付加的なメトリックスを考慮すると,著者らの結果は,氷圧縮強度を低下させるP~*(S~*を一定に保ちながら,すなわち楕円アスペクト比を減少させる)は,VP楕円レオロジーによる北極海氷被覆のシミュレーションを改善するためにせん断強度増加よりも優れた解決策であることを示唆した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 引張強さ ,  シミュレーション ,  モデリング ,  圧縮強さ ,  レオロジー ,  線形性 ,  剪断 ,  *海氷 ,  剪断強さ ,  定式化 ,  流れ則 ,  確率密度関数 ,  等方性 ,  *機械的強度 ,  アスペクト比

著者キーワード (4件)： 海氷モデリング ,  海氷変形 ,  粘塑性海氷モデル ,  海氷強度パラメータ

分類 (1件)： 信号理論  (ND02020G)

タイトルに関連する用語 (5件)： 地球物理学 ,  海氷 ,  機械的強度 ,  パラメータ ,  制約