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J-GLOBAL ID：201702232166718253   整理番号：17A1459674

光散乱と誘電分光法により研究した過冷却イオン性液体の分子動力学【Powered by NICT】

Molecular dynamics of supercooled ionic liquids studied by light scattering and dielectric spectroscopy

著者 (4件)： Pabst Florian (Institut fuer Festkorperphysik, Technische Universitaet Darmstadt, 64289 Darmstadt, Germany) ,  Gabriel Jan (Institut fuer Festkorperphysik, Technische Universitaet Darmstadt, 64289 Darmstadt, Germany) ,  Weigl Peter (Institut fuer Festkorperphysik, Technische Universitaet Darmstadt, 64289 Darmstadt, Germany) ,  Blochowicz Thomas (Institut fuer Festkorperphysik, Technische Universitaet Darmstadt, 64289 Darmstadt, Germany)
資料名： Chemical Physics  (Chemical Physics)
巻： 494  ページ： 103-110  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0167B  ISSN： 0301-0104  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ≒105sまでのナノ秒から動的光散乱及び広帯域誘電分光法を用いてそれらのガラス転移温度以上の二過冷却室温イオン液体(RTIL)の分子動力学を調べた。は,これら二つの手法の生データの直接比較は誘電データ中のイオンの再配向を同定し,Gainaruらの非常に最近提案されたモデルに実験的証拠を与えることを可能にし,イオン液体中での伝導過程は,周囲の対イオンにより形成されたケージを脱出するイオンの再配向ステップを介して起こるということを示した。このアプローチの枠内で,非常に自然な形で,しばしばイオン性液体中での,誘電分光法および光散乱からの時間定数の見かけ上の非連結を理解することができた。さらに,誘電スペクトルの再配向部分を知ることの結果として,二以上の過程はこれらのスペクトル,電極分極効果に起因するに寄与していることを示すことができた。全て三つの寄与の相対的位置は系の間で異なるとお互いに影を投げかける,データ解析を合併し,誤った解釈を支持する可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *過冷却 ,  対イオン ,  動的光散乱 ,  *イオン液体 ,  *光散乱 ,  データ解析 ,  *イオン ,  *分子動力学 ,  ガラス転移点 ,  再配向 ,  ナノ秒 ,  スペクトル
準シソーラス用語： 誘電スペクトル ,  室温イオン液体 ,  *誘電分光法 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 分子と光子の相互作用  (BH06120R) ,  分子の電子構造  (BH05010Q) ,  光化学一般  (CB08010U)

タイトルに関連する用語 (6件)： 光散乱 ,  誘電分光法 ,  研究 ,  過冷却 ,  イオン性液体 ,  分子動力学