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J-GLOBAL ID:201702232219682315   整理番号:17A0495894

新規クマリンハイブリッドの設計および合成と抗増殖作用の様式に関する洞察

Design and synthesis of new coumarin hybrids and insight into their mode of antiproliferative action
著者 (3件):
資料名:
巻: 25  号:ページ: 1066-1075  発行年: 2017年02月01日 
JST資料番号: W0556A  ISSN: 0968-0896  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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分子ハイブリダイゼーション法を用いて,置換カルコン,アクリロヒドラジドおよびピリジン部分を8-メトキシクマリンと複合させることにより3系列のクマリン系ハイブリッドを合成した。ハイブリッドは肝細胞癌HepG2および白血病K562細胞に対して陽性対照に匹敵するIC50値0.49から3.96μMで顕著な細胞毒性を示し,正常細胞系WI-38に対して弱い活性を示し,従って腫瘍細胞に対して選択性を示した。クマリン-カルコンハイブリッド2a~cは,0.65~2.02μMのIC50値で両方の癌細胞に対して最も有望な活性を示した。興味深いことに,アクリロヒドラジドハイブリッド4cは0.49μMのIC50値を有する白血病細胞系(K562)に対して最も高い細胞毒性活性を示した。また,調査した全てのクマリンハイブリッドは,未処理細胞のレベルと比較してカスパーゼ3およびカスパーゼ9蛋白質レベル発現を増加させることができ,クマリンハイブリッド誘発アポトーシスの一部は,カスパーゼ3および9の活性化によるものであることを示唆している。アポトーシスはBcl-2の下方制御およびBax蛋白質発現レベルの上方制御によりさらに確認された。さらに,2aおよび4cの細胞周期分析により,G2/M期における停止の結果としてアポトーシスシグナル活性化を示した。本結果から,有望な抗腫瘍リードとしてクマリン系ハイブリッドを浮き彫りにした。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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ピランの縮合誘導体  ,  抗腫よう薬の基礎研究 
物質索引 (4件):
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タイトルに関連する用語 (5件):
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