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J-GLOBAL ID:201702232262465406   整理番号:17A0090510

改良型カチオン交換法による非常に効率的な赤色発光K2TiF6:Mn4+蛍光体を合成するための反応物としてのK2MnF5・H2O

K2MnF5 H2O as reactant for synthesizing highly efficient red emitting K2TiF6:Mn4+ phosphors by a modified cation exchange approach
著者 (5件):
資料名:
巻: 183  ページ: 230-237  発行年: 2016年11月01日 
JST資料番号: E0934A  ISSN: 0254-0584  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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K2TiF6:Mn4+蛍光体を合成するための反応物として,十字形状および直方体形状のK2MnF5・H2O粉体を,簡便な化学的方法で調製した。反応機構に基づき,KMnO4(Mn7+)によりK2MnF5・H2O(Mn3+)をMn4+へ酸化する,非常に効率的な赤色発光K2TiF6:Mn4+蛍光体の合成に用いる改良型のカチオン交換法を提案した。得られたK2TiF6:Mn4+(2.7~5.3原子%)の蛍光体は,粗表面を有する30?80μmのサイズを有し,それらの発光スペクトルは,634.8nmに最も強いピークのある580から660nmまで広がる五つの狭いバンドから成ったが,この相対的な強度は,K2MnF5・H2Oに対するKMnO4のモル比に依存(プラットホーム値=3.2)し,二つの広い励起バンドは~365nmおよび~460nmにピークがあった。合成されたK2TiF6:Mn4+蛍光体の内部量子収率は最大で82.5%であったが,これは市販のCaAlSiN3:Eu2+値よりも高く,?460nmおよび?365nmでのその励起バンドピークは,Y3A5O12:Ce3+蛍光体のものと合致し,それらの発光バンドは,明所視のヒト視覚の感度曲線に対し,より適したものであった。さらに,合成された蛍光体は,より良好な熱消光特性を示した。これらの知見は,商業化のために合成されたK2TiF6:Mn4+蛍光体の大きな潜在力を示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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発光素子  ,  無機化合物一般及び元素 
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