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J-GLOBAL ID：201702232277921975   整理番号：17A0440323

圧力発生メカニズムを考慮したオイルリング下油膜の数値解析モデルに関する研究

A Study on Numerical Analysis Model of the Oil Film under the Oil Control Ring Considering the Generation Mechanism of Oil Pressure

著者 (4件)： 菊原浩司 (早稲田大 大学院) ,  関谷弘志 (早稲田大 大学院) ,  伊東明美 (東京都市大) ,  林洋次 (早稲田大)
資料名： 自動車技術会論文集  (Transactions of Society of Automotive Engineers of Japan)
巻： 48  号： 2  ページ： 225-232  発行年： 2017年03月25日 
JST資料番号： S0826A  ISSN： 0287-8321  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 著者らは,ピストンスカート,オイルリングおよびコンプレッションリングを経由する一連のオイル上りについて,そのメカニズムを解明し,オイル消費の高精度な予測手法の確立を目指している。本論文では,オイルリング下油膜内のオイル挙動を解明するための数値モデルについて報告した。当該モデルの数値計算法はSIMPLE法に基づいており,ここでは,エアコンプレッサのオイルリング下油膜を対象として,ピストン下降工程時における油圧の数値計算を行い,測定結果との比較検討,ならびにオイルリング下油膜への影響因子やピストンスカート上部の圧発生要因について検討した。数値計算に使用したピストンとシリンダの諸元を図示した。

シソーラス用語： *ピストンリング ,  *膜 ,  *数値解析 ,  内燃機関
準シソーラス用語： *オイルリング ,  *コンプレッションリング ,  *油膜 ,  *消費量

分類 (1件)： その他の機械要素  (QB01120F)

引用文献 (18件)：

• 飯島直樹ほか,低張力リングのピストン摩擦力とオイル消費への影響について,自動者技術会論文集,Vol.40, No.6,pp.1477-1482(2009)
• 伊東明美ほか,ディーゼルエンジンのオイル消費メカニズムに関する研究(第1報),自動車技術会論文集,
• 古濱庄一ほか,ピストンからの潤滑油消失に関する研究,日本機械学會論文集(第3部),28巻193号,pp.1212-1223(1962)
• 古濱庄一,ピストンリングの動的潤滑論(第2報.実験),日本機械学會論文集(第4部),25巻158号,pp 1034-1043(1959)
• Furuhama, S., Hiruma, M., Axial Movement of Piston Rings in the Groove, ASLE, Vol. 15, Issue 4, pp. 278-287 (1972)

タイトルに関連する用語 (5件)： 発生メカニズム ,  オイルリング ,  油膜 ,  数値解析モデル ,  研究