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J-GLOBAL ID:201702232277982150   整理番号:17A0506971

森林における福島原発事故由来放射性Csの現状

著者 (1件):
資料名:
号: 135  ページ: 41-46  発行年: 2017年03月20日 
JST資料番号: F0616A  ISSN: 0387-6012  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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東京電力福島第一原発事故から5年以上が経過したが森林の放射能汚染の影響は続いている。森林に流入した放射性セシウム(Cs)は,高い割合で樹冠に捕捉され,その後,主に林内雨およびリターフォールとして林床に移動した。事故から5年経過した時点では,放射性Csの大部分が鉱質土壌の表層部に集積している。このような森林では,リター層を除去する除染の効果は,2011年と比べて2015年では半分程度と見積もられた。土壌水中の放射性Cs濃度は林内雨に比べて1オーダー以上低く,深度の増加により急激に低下した。このことは植物が吸水する深度によって取り込まれる放射性Cs量が大きく変わることを意味する。森林からの放射性Csの流出量は,森林内での移動量より小さく,年間あたりでは沈着量の1パーセントに満たない。森林は流入した放射性Csを流出させにくい生態系と言えるが,このことは放射性Csがいつまでも森林に留まることも意味している。(著者抄録)
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分類 (4件):
分類
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森林生物学一般  ,  環境の汚染及び防止  ,  土壌物理  ,  植物栄養 
タイトルに関連する用語 (5件):
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