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J-GLOBAL ID:201702232289177310   整理番号:17A0618371

前頭部の視床皮質ループにおける持続的活動の維持

Maintenance of persistent activity in a frontal thalamocortical loop
著者 (6件):
資料名:
巻: 545  号: 7653  ページ: 181-186  発行年: 2017年05月11日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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持続的な神経活動が過去の出来事と未来の出来事を結び付ける情報を維持する。持続的活動のモデルでは皮質内の局所回路での反響が引き合いに出されることが多いが,より長距離の回路も寄与し得る。マウスでは前外側運動皮質(anterior lateral motor cortex;ALM)のニューロンが,未来の行動を指示する選択的な持続的活動を示すとする報告がある。ALMは,内側腹側核と外側/前腹側核を含む視床の一部と,双方向的に結合している。今回我々は,遅延した方位応答を含む触覚弁別課題の実行中に,ALMと視床から活動電位を記録した。その結果,ALMニューロンと同様に,視床のニューロンも運動方向を予測させる選択的な持続的遅延活動を示すことが分かった。片側のALMまたは視床でこの遅延活動を光抑制すると,逆側での無視が起きた。視床を光抑制すると,ALMの活動は短潜時でほぼ完全に停止した。同様に,ALMの光抑制も視床の活動を減弱させた。これらの結果から,視床は運動準備の際の回路のハブであることが分かり,持続的活動には複数の脳領域にまたがる相互興奮が必要なことが示唆される。Copyright Nature Japan KK 2017
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分類 (2件):
分類
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中枢神経系  ,  神経の基礎医学 
タイトルに関連する用語 (4件):
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