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J-GLOBAL ID：201702232292445694   整理番号：17A1146106

AAA⁺ ChlI2によるChlDの1-N-ヒスチジンリン酸化はクロロフィル合成におけるマグネシウムキラターゼ活性を促進する

1-N-histidine phosphorylation of ChlD by the AAA⁺ ChlI2 stimulates magnesium chelatase activity in chlorophyll synthesis

著者 (6件)： SAWICKI Artur (Macquarie Univ., NSW, AUS) ,  ZHOU Shuaixiang (Macquarie Univ., NSW, AUS) ,  ZHOU Shuaixiang (Huazhong Agricultural Univ., Wuhan, CHN) ,  KWIATKOWSKI Kathrin (Macquarie Univ., NSW, AUS) ,  LUO Meizhong (Huazhong Agricultural Univ., Wuhan, CHN) ,  WILLOWS Robert D. (Macquarie Univ., NSW, AUS)
資料名： Biochemical Journal  (Biochemical Journal)
巻： 474  号： 12  ページ： 2095-2105  発行年： 2017年06月 
JST資料番号： B0205A  ISSN： 0264-6021  CODEN： BIJOAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Chlamydomonas reinhardtii及びイネにおけるGUN4及びChlIのリン酸化に関与するマグネシウムキラターゼについて調べ,ChlDもまたリン酸化されることを見出した。Chlamydomonas由来のこの酵素の精製により,ChlI1及びChlI2サブユニットがこのリン酸化に関与していることを明らかにした。イネ由来のオーソログサブユニットもまた対応するChlDサブユニットをリン酸化したが,Rhodobacter capsulatus由来のオーソログBchIはBchDをリン酸化せず,この活性が酸素発生型あるいは真核生物ChlIに限定されることを示唆した。イネ及びChlamydomonas由来活性比較から,ChlI2がChlI1から分岐し,マグネシウムキラターゼの活性を調節することを示した。

シソーラス用語： *リアーゼ ,  酵素活性度 ,  酵素活性化 ,  リン酸化 ,  生合成 ,  クロロフィル ,  酵素タンパク質 ,  *サブユニット ,  タンパク質複合体 ,  プロテオーム ,  アミノ酸残基 ,  点突然変異 ,  Chlamydomonas reinhardtii ,  イネ ,  Rhodobacter capsulatus ,  種差 ,  比較試験
準シソーラス用語： ChlD ,  ChlH ,  ChlI ,  GUN4 ,  クロロフィル生合成 ,  プロテオーム解析 ,  *マグネシウムキラターゼ

分類 (2件)： 酵素一般  (EB09010D) ,  植物の生化学  (EH01050J)

タイトルに関連する用語 (7件)： AAA+ ,  ヒスチジン ,  リン酸化 ,  クロロフィル ,  マグネシウムキラターゼ ,  活性 ,  促進