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J-GLOBAL ID:201702232296901808   整理番号:17A0526835

化学プローブ,ビスアミド(CCT251236)の発見:熱ショック転写因子1(HSF1)表現型スクリーニングからの経口吸収が可能な効果的なピリンリガンド

Discovery of a Chemical Probe Bisamide (CCT251236): An Orally Bioavailable Efficacious Pirin Ligand from a Heat Shock Transcription Factor 1 (HSF1) Phenotypic Screen
著者 (26件):
資料名:
巻: 60  号:ページ: 180-201  発行年: 2017年01月12日 
JST資料番号: D0102A  ISSN: 0022-2623  CODEN: JMCMAR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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分子標的化薬を用いた癌治療の最近の著しい進歩にも関わらず,癌は通常長期の治療には耐性のままである。最初は薬剤に対する優れた反応が観察されても,耐性発生は避けられず,患者に残された治療選択肢は少なくなる。HSF1は,転写因子であり,熱ショック反応のマスターレギュレーターである。多くの研究は,腫瘍形成および癌進行におけるHSF1の重要性を示している。このためHSF1が仲介する転写の阻害は,癌治療における貴重な戦略になる。しかしながら,HSF1が仲介する転写の阻害剤のスクリーニングには,細胞に基づく表現型スクリーニングが必要である。このため,表現型スクリーニングからHSF1阻害剤として,CCT251236を見出した。CCT251236は,経口吸収が可能であり,ヒト卵巣癌の異種移植モデルで効果を示した。化学プロテオミクスから,この高親和性標的としてピリンを同定した。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
薬物学一般  ,  抗腫よう薬の基礎研究 

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