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J-GLOBAL ID：201702232321632443   整理番号：17A0462163

ナノスケールでの濡れ: 分子動力学研究

Wetting at the nanoscale: A molecular dynamics study

著者 (4件)： Khalkhali Mohammad (Department of Chemical and Materials Engineering, University of Alberta, Edmonton, Alberta T6G 1H9, Canada) ,  Kazemi Nasser (Department of Physics, University of Alberta, Edmonton, Alberta T6G 2E1, Canada) ,  Zhang Hao (Department of Chemical and Materials Engineering, University of Alberta, Edmonton, Alberta T6G 1H9, Canada) ,  Liu Qingxia (Department of Chemical and Materials Engineering, University of Alberta, Edmonton, Alberta T6G 1H9, Canada)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 146  号： 11  ページ： 114704-114704-12  発行年： 2017年03月21日 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究において,固液接触角を計算するための新しい方法を導入した。固体表面上での液滴の3D配置を用いて,この方法は,接触線に沿った接触角を計算し,そして角分布を与えた。この方法は液滴の3D配置を使用するが,液滴の境界を同定するために3D密度プロファイルの計算を必要としない。これは,接触角計算の計算コストを大幅に減少させる。さらに,この研究で導入した方法を使用する場合,液滴の形状についての仮定は必要でない。この方法を用いて,グラファイト基板上の水ナノ液滴のサイズと接触角の間の関係を研究した。ナノ液滴のサイズが増加することにより,接触角は一般に減少することを示した。以前の実験及び数値研究と良く一致したグラファイト上の水に対し83.0°の微視的接触角を得た。接触角に影響を与える可能性のある他のナノスケール効果を無視することで,SPC/E(拡張単純点電荷モデル)水の線張力を3.6×10^-11Nと計算した。そしてそれは,以前に計算した値と良く一致した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： ナノ構造 ,  液滴 ,  *接触角 ,  界面張力 ,  固液界面 ,  *分子動力学 ,  角分布 ,  計算量 ,  濡れ ,  液滴径 ,  グラファイト ,  水
準シソーラス用語： *ナノ液滴 ,  接触線

分類 (1件)： 固-液界面  (CB12050B)

タイトルに関連する用語 (4件)： ナノスケール ,  濡れ ,  分子動力学 ,  研究