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J-GLOBAL ID:201702232341670034   整理番号:17A1089970

嚢胞性線維症の治療のためのmiRNA標的プロテクタとしてのペプチド核酸類

Peptide Nucleic Acids as miRNA Target Protectors for the Treatment of Cystic Fibrosis
著者 (14件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年07月 
JST資料番号: U7014A  ISSN: 1420-3049  CODEN: MOLEFW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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嚢胞性線維症(CF)は,白人における最も一般的な寿命短縮条件の1つである。CFは,CFTR機能の低下または変化をもたらすCF膜透過コンダクタンスレギュレータ(CFTR)遺伝子の突然変異によって引き起こされる。いくつかのマイクロRNA(miRNA)はCFTRの発現を下方調節するため,CFの症状を引き起こすかまたは悪化させる。この状況から,抗miRNA剤の設計は有効な機能的ツールであるが,同時にmiRNAによって調節される他の遺伝子の発現を妨害するため,臨床時の翻訳による予測できない副作用を引き起こす可能性がある。本研究では,初めてmiRNAの作用によりCFTRメッセンジャーRNA(mRNA)の3′UTR(非翻訳領域)の特定の配列を保護するペプチド核酸(PNA)の使用を提案した。miR-509-3pにより認識される3′UTR配列に完全に相補的なテトラペプチドGly-SerP-SerP-GlyをそのC末端に有する2種のPNA(7および13塩基長)を合成し,標的PNA/RNAヘテロ二本鎖の構造特性を分光学的および分子動力学的研究により調べた。pLuc-CFTR-3′UTRベクターをPNA,miR-509-3pおよびコントロールの異なる組み合わせを同時にA549細胞中に共トランスフェクションすると,より長いPNAがルシフェラーゼ活性をコントロールの最大70%まで救済する能力を示したことから,CFTR発現の減少を相殺するのに適したPNAの使用が支持される。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ヌクレオシド,ヌクレオチド  ,  ペプチド  ,  先天性疾患・奇形の治療  ,  消化器作用薬の基礎研究 

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