文献

J-GLOBAL ID：201702232374108465   整理番号：17A1212611

アルコールリスクプロファイルの検討とOEF/OIF退役軍人における同時発症の精神疾患症状【Powered by NICT】

An examination of alcohol risk profiles and co-occurring mental health symptoms among OEF/OIF veterans

著者 (3件)： Cadigan Jennifer M. (Department of Psychiatry and Behavioral Sciences, University of Washington, USA) ,  Klanecky Alicia K. (Psychology Department, Creighton University, USA) ,  Martens Matthew P. (Department of Educational, School, and Counseling Psychology, University of Missouri, USA)
資料名： Addictive Behaviors  (Addictive Behaviors)
巻： 70  ページ： 54-60  発行年： 2017年 
JST資料番号： A1213A  ISSN： 0306-4603  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 一般集団と比較して,アフガニスタンとイラクにおける戦争(OEF/OIF)の退役軍人は有害アルコール摂取に関わると心的外傷後ストレス障害(PTSD)と大うつ病性障害を含む精神衛生障害の基準を満たす可能性が高かった。アルコール使用行動の異なるプロファイルは,精神衛生症状にどのように関連するかはほとんど知られていない。本研究では,アルコール使用(すなわち,週当たり飲料,ピーク血中アルコール濃度,アルコール関連問題)の指標は人間中心アプローチを用いた種々のアルコールリスクプロファイルに分類される程度を検討した。も精神衛生症状(すなわち,PTSD,欝病,不安関連症状)はアルコールリスクプロファイルと関連していたかを調べた。参加者は過去1か月以内にアルコール消費を報告した252人の退役軍人であった。潜在プロファイル分析四クラス溶液が最良適合モデルを示し,プロファイルは,それらのそれぞれのレベルとアルコール摂取のパターンに基づく命名された。メンタルヘルス症状は四プロファイル間で有意に異なった。よりアルコール関連問題(すなわち,「重度アルコール挙動」と「機能障害を伴う定常飲酒者」)を支持した退役軍人のプロファイルは,PTSD,うつおよび不安の併存臨床症状を報告した。「機能障害と過度飲酒者」と「軽度アルコール挙動」プロファイルは,精神衛生症状の最低レベルを報告した。所見は異なるアルコールリスクプロファイルと精神的健康結果の間のユニークな関係を明らかにした。ユニークなアルコールリスクプロファイルに基づく標的介入と治療オプションは,OEF/OIF退役軍人における同時発症の精神疾患症状の検出における予防と介入努力を調整することに役立つ可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： うつ病 ,  治療法 ,  アフガニスタン・イスラム共和国 ,  機能障害 ,  精神衛生 ,  飲酒 ,  *アルコール ,  *精神病
準シソーラス用語： 臨床症状 ,  アルコール消費 ,  アルコール関連問題 ,  大欝病性障害 ,  外傷後ストレス障害 ,  *発症 ,  *軍人 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 退役軍人 ,  アルコール ,  共存 ,  PTSD ,  抑制

分類 (5件)： 精神科の基礎医学  (GR01020I) ,  精神障害の治療一般  (GR04010S) ,  図形・画像処理一般  (JE04010I) ,  神経の基礎医学  (GN01020W) ,  精神障害  (GR03000A)

タイトルに関連する用語 (4件)： 軍人 ,  発症 ,  精神疾患 ,  症状