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J-GLOBAL ID：201702232391070017   整理番号：17A1411524

微細加工バイオセンサーの開発に向けた体系的アプローチ:金表面前処理とチオール化分子結合の間の関係性

Systematic Approach to the Development of Microfabricated Biosensors: Relationship between Gold Surface Pretreatment and Thiolated Molecule Binding

著者 (4件)： MAKARAVICIUTE Asta (Uppsala Univ., Uppsala, SWE) ,  XU Xingxing (Uppsala Univ., Uppsala, SWE) ,  NYHOLM Leif (Uppsala Univ., Uppsala, SWE) ,  ZHANG Zhen (Uppsala Univ., Uppsala, SWE)
資料名： ACS Applied Materials & Interfaces  (ACS Applied Materials & Interfaces)
巻： 9  号： 31  ページ： 26610-26621  発行年： 2017年08月09日 
JST資料番号： W2329A  ISSN： 1944-8244  CODEN： AAMICK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 微細加工金電極性バイオセンサーの表面前処理に関する体系的特徴付けを行った。第一に,SU-8フォトリソグラフィーによる電極表面上へのパターン導入前後に,X線光電子散乱による解析を行った。その結果,SU-8フォトリソグラフィーによって電極表面の顕著な汚染が生じ,これがモデル分子として用いたメルカプトヘキサノール(MCH)の表面被覆率および実効表面積を減らすことが分かった。第二に,希釈硫酸溶液中でのサイクリックボルタンメトリー,弱塩基処理後の水酸化カリウム溶液中での直線掃引ボルタンメトリー,および酸素プラズマ処理後のエタノール中でのインキュベートといった表面前処理法の比較を行った。その結果,いずれの方法ともSU-8フォトリソグラフィーによって生じた汚染を減らし,MCHの表面被覆率を2.75倍まで増加させ,電極表面の構造変化を誘導できることが分かった。これらの知見は微細加工バイオセンサーの開発に役立つ。

シソーラス用語： *バイオセンサ ,  *表面加工 ,  *表面処理 ,  *金 ,  *置換反応 ,  *付加反応 ,  *分子 ,  *化学結合 ,  極性 ,  フォトリソグラフィー ,  フォトレジスト ,  表面 ,  表面性状 ,  汚染 ,  被覆率 ,  表面積 ,  サイクリックボルタンメトリー ,  硫酸 ,  塩基 ,  ボルタンメトリー ,  プラズマ ,  変化 ,  *微細加工 ,  検出法 ,  脂肪族アルコール
準シソーラス用語： *金属表面処理 ,  *チオール化 ,  SU-8 ,  電極表面 ,  表面機能 ,  表面汚染 ,  希硫酸 ,  線形掃引ボルタンメトリー ,  酸素プラズマ ,  構造変化

分類 (2件)： 生物科学研究法一般  (EA03010K) ,  分析機器  (CC02020S)

物質索引 (2件)： 6-メルカプト-1-ヘキサノール ,  エタノール

タイトルに関連する用語 (9件)： 微細加工 ,  バイオセンサー ,  開発 ,  体系的アプローチ ,  金 ,  前処理 ,  チオール化 ,  分子 ,  関係性