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J-GLOBAL ID:201702232401195032   整理番号:17A1607716

発光界面活性剤ルテニウム(II)錯体の合成,キャラクタリゼーション及び自己集合挙動【Powered by NICT】

Synthesis, characterisation and self-assembly behaviour of emissive surfactant-ruthenium(ii) complexes
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巻: 41  号: 22  ページ: 13830-13837  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0785A  ISSN: 1144-0546  CODEN: NJCHE5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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metallosurfactantベース蛍光凝集体を開発するためには,自己集合挙動に及ぼす頭部と尾部の影響を理解することが重要である。ここでは,[Ru(bpy)2(DA)2]Cl_2(1),[Ru(bpy)2(HA)2]Cl_2(2),[Ru(phen)2(DA)2]Cl_2(3),[Ru(phen)2(HA)2]Cl_2(4),bpy=2,2′-ビピリジル,phen=1,10-フェナントロリン,DA=ドデシルアミンとHA=ヘキサデシルアミン,頭基サイズ,鎖長の異なる水溶性,発光二重鎖界面活性剤ルテニウム(II)錯体の新しい系列を合成し,特性化した。錯体1 4,疎水性挙動,臨界凝集濃度(CAC),凝集(と)の熱力学,及び平均サイズ分布では,凝集体の形態および安定性を評価した。得られた結果は,鎖長さの増加ならびに芳香族頭基の大きさは錯体1>2>3>4の順であったが,それらの変化は疎水性と平均サイズ分布を増加させるにおけるCAC値を減少させることを示した。凝集の熱力学は,この過程が速度論的に制御され,自発的,発熱的であり,エントロピー駆動であることを示した。自己集合界面活性剤ルテニウム(II)錯体が優先的には球状で,緑色発光と単分散されて,水媒体中での狭い粒度分布と優れた安定性を示す小胞ファミリーに属している。小胞サイズの大型化は鎖長と同様に頭部サイズの増加により注目されているが,前者は大きく影響する。型蛍光metallovesiclesが近い将来,生物医学および材料用途に使用することができる。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

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