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J-GLOBAL ID：201702232427150540   整理番号：17A0186165

〔国際農林水産業研究の潮流に対応した新たな研究課題〕東北タイにおけるサトウキビの共同研究

著者 (3件)： 安藤象太郎 (国際農林水産業研究セ 熱帯・島嶼研究拠点) ,  寺島義文 (国際農林水産業研究セ 熱帯・島嶼研究拠点) ,  小堀陽一 (国際農林水産業研究セ 熱帯・島嶼研究拠点)
資料名： JATAFFジャーナル  (JATAFF Journal)
巻： 5  号： 2  ページ： 25-29  発行年： 2017年02月01日 
JST資料番号： Y0218B  ISSN： 2187-4948  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 東北タイはサトウキビの大生産地であるが,株出し栽培の収量が低く回数が少ない。そのため,サトウキビ近縁遺伝資源を利用したサトウキビの改良とサトウキビ白葉病の総合防除体系の開発をタイ農業局やコンケン大学と進めてきた。サトウキビ野生種との種間交配により,砂糖収量は普及品種と同程度で繊維収量が多く,多回株出し栽培が可能な多用途型サトウキビ品種を開発した。また,エリアンサス遺伝資源を効果的にサトウキビ育種に利用するための基盤情報や技術を整備した。白葉病の総合防除体系の確立では,疫学的研究等の感染リスク要因の解析により健全種苗の使用が鍵となることを明らかにし,健全苗生産工程の改良に向けた技術開発を進めている。(著者抄録)

シソーラス用語： *サトウキビ ,  遺伝資源 ,  *作物育種 ,  *交雑育種 ,  *栽培的防除 ,  作物収量 ,  *植物病害 ,  苗 ,  生産工程 ,  技術開発 ,  タイ王国 ,  近縁種 ,  *種間交雑 ,  野生種 ,  エリアンサス属
準シソーラス用語： エリアンサス ,  共同研究

分類 (3件)： 糖料作物  (FC03072N) ,  作物の品種改良  (FC02030G) ,  栽培的防除  (FC05020Q)

引用文献 (8件)：

• Kamiya A. et al. (2016) Proc. International Society of Sugar Cane Technologists (ISSCT) . 29 : 1120-1127.
• 国際農林水産業研究センター (2025) タイで共同育成したサトウキビ新品種の登録, http://www.jircas.affrc.go.jp/press/2015/press04.html
• Ponragdee, W. et al. (2013) Proc. ISSCT, 28 : BB17.
• Sakuanrungsirikul S. , et al. (2013) Proc. ISSCT. 28 : BP27.
• Tagane S. et al. (2011) Cytologia, 76(2) 171-175.

タイトルに関連する用語 (6件)： 農林水産業 ,  研究 ,  潮流 ,  タイ ,  サトウキビ ,  共同