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J-GLOBAL ID：201702232427947823   整理番号：17A1017596

メカノ化学による生成物選択性の変更

Altering Product Selectivity by Mechanochemistry

著者 (2件)： HERNANDEZ Jose G. (RWTH Aachen Univ., Aachen, DEU) ,  BOLM Carsten (RWTH Aachen Univ., Aachen, DEU)
資料名： Journal of Organic Chemistry  (Journal of Organic Chemistry)
巻： 82  号： 8  ページ： 4007-4019  発行年： 2017年04月21日 
JST資料番号： C0328A  ISSN： 0022-3263  CODEN： JOCEAH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 粉砕,剪断,延伸,またはミリングによって達成されるメカノ化学活性化は,合成有機化学において独特の機会をもたらす。共通した特徴は,メカノ化学が不溶性反応基質を用いた反応を容易にして,高収率無溶媒合成方法を可能にし,とりわけ,反応時間を短くするということである。しかし,メカノ化学技術は,類似した溶液系プロトコルと比較して,化学反応性と選択性を変更することもできる。結果として,無溶媒ミリングは溶液中での反応とは異なる生成物組成または平衡混合物をもたらすことができる。ミリングによる反応はまた,捉えどころのない中間体や材料のトラッピングやキャラクタリゼーションも可能にする。この視点において,ここでは,典型的液相合成でしばしば覆い隠される面白い化学反応性を発見する際のメカノ化学の価値を例示している,2,3の選定された例をハイライトする。

シソーラス用語： *メカノ化学 ,  *活性化 ,  液相反応 ,  生成物分布 ,  *生成物 ,  *選択性 ,  *ボールミル ,  摩砕 ,  反応性 ,  中間体
準シソーラス用語： 化学反応性

分類 (2件)： 有機化学一般  (CF01000Y) ,  実験操作・装置(化学一般)  (CA02000Q)

タイトルに関連する用語 (2件)： メカノ化学 ,  生成物