文献

J-GLOBAL ID：201702232428635186   整理番号：17A0830979

タンザニアにおける殺虫剤汚染の現状レビュー【Powered by NICT】

Status of pesticides pollution in Tanzania - A review

著者 (2件)： Elibariki Raheli (Tanzania Industrial Research and Development Organization, P.O. Box 23235, Dar es Salaam, Tanzania) ,  Maguta Mihayo Musabila (Tanzania Industrial Research and Development Organization, P.O. Box 23235, Dar es Salaam, Tanzania)
資料名： Chemosphere  (Chemosphere)
巻： 178  ページ： 154-164  発行年： 2017年 
JST資料番号： E0843A  ISSN： 0045-6535  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 農薬適用,貯蔵,処分として,並びに殺虫剤取り扱いに関する農民の知識に関連する農薬汚染の大きさを評価するために,タンザニアで行われている種々の研究。研究は,植生,生物相,水,堆積物と土壌をカバーする種々のマトリックスからの試料を分析した。本レビューの目的は,法執行のためのだけでなく予防対策をとるための国における農薬汚染状況の明確な像を与える環境の異なる成分中の報告された農薬残留物の結果を要約した。国における農薬汚染に関する包括的理解を確立するために満たされる必要があるギャップも強調した。レビュー研究は,大部分の試料はKikavu河川,キリマンジャロ領域とKilolo地域からの水などのいくつかの試料を除いて許容限界(WHO, FAO, US EPA)以下の農薬を含み,WHO許容限界以上のいくつかの有機塩素系殺虫剤(OCPs)を用いて検出したIringa領域を明らかにした。前者貯蔵サイトからのいくつかの土壌試料もFAO許容限界以上の殺虫剤を含んでいた。農薬とそれらの代謝物は,植生,食品及び生物相試料中の両方で検出された。レビューした研究における一般的な農薬はジクロロジフェニルトリクロロエタン(DDT),エンドスルファンとヘキサクロロシクロヘキサン(HCH)のような有機塩素化合物であった。農薬取り扱いに関する農民の知識を評価するための調査は,農薬貯蔵,利用と処分に関する農民の貧弱な理解を観察した。農薬の適切な取り扱いに関する農家の貯蔵地域の除染,殺虫剤散布の連続モニタリングと訓練を強く推奨した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 許容限界 ,  農民 ,  食品 ,  *タンザニア連合共和国 ,  有機塩素系殺虫剤 ,  農薬汚染 ,  *殺虫剤 ,  生物相 ,  有機塩素化合物 ,  河川 ,  農薬 ,  代謝産物 ,  堆積物 ,  脂環式化合物 ,  酸素複素環化合物 ,  亜硫酸エステル ,  オレフィン化合物 ,  架橋化合物 ,  硫黄複素環化合物
準シソーラス用語： 汚染除去 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 植生 ,  土壌 ,  水 ,  堆積物 ,  有機塩素 ,  残留性有機汚染物質

分類 (1件)： 農薬  (SB05030L)

物質索引 (1件)： エンドスルファン

タイトルに関連する用語 (5件)： タンザニア ,  殺虫剤 ,  汚染 ,  現状 ,  レビュー