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J-GLOBAL ID:201702232453957639   整理番号:17A1021721

PVDF/PVA膜を作製中の重合体相溶性と注型溶液安定性の間の関係【Powered by NICT】

Relationship between polymers compatibility and casting solution stability in fabricating PVDF/PVA membranes
著者 (8件):
資料名:
巻: 537  ページ: 263-271  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0669A  ISSN: 0376-7388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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防汚膜は,水および廃水処理用膜技術の応用に非常に重要である。高分子膜のための増強された防汚特性を提供するために親水性高分子とのブレンドを容易な方法と見なされているが,調製プロセスにおける膜材料と混合剤の適合性は,製膜溶液安定性の変化を引き起こす,改質膜の物理化学的性質に大きく影響する可能性がある。しかし,膜材料適合性と鋳造溶液安定性の関係は未解明である。本研究では,初めて,ポリマ相溶性と製膜溶液安定性の関係をポリ(ふっ化ビニリデン)/ポリ(ビニルアルコール)(PVDF/PVA)膜を作製するのに明らかにした。結果は,溶液安定性との両立性の強い相関が存在することを,PVDFとPVAとの間の不和合性の増加は,多重光散乱分光法(MLiSSP)により明らかにされたキャステイング溶液安定性の劣化をもたらすことを示した。臨界Turbiscan安定性指数(TSI)は適合性安定性の関係(エンタルピー≦10×10~ 3cal/mol)に基づいて4.3であると決定したそうでなければ,4.3よりも高いTSI値は形成された膜の特性の劣化を引き起こす可能性がある。0.1wt%のPVAを添加した鋳造溶液はブレンドポリマーの良好な安定性と適合性を示した,形成された膜がより良好な固有の膜特性と増強された防汚挙動を示した。得られた結果は,親水性ポリマの添加による高分子膜を作製するのに重要な因子であることが適合性安定性の関係を明らかにした。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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膜分離 

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