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J-GLOBAL ID:201702232500826172   整理番号:17A1970980

ウマ腺胃疾患(EGGD)を用いたウマにおける副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)への増加した副腎皮質反応【Powered by NICT】

Increased adrenocortical response to adrenocorticotropic hormone (ACTH) in sport horses with equine glandular gastric disease (EGGD)
著者 (6件):
資料名:
巻: 228  ページ: 7-12  発行年: 2017年 
JST資料番号: W1645A  ISSN: 1090-0233  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,副腎皮質機能はウマ胃潰瘍症候群(EGUS)のウマにおける変化するのであろうという仮説を検証した。馬術競技(n=15)または耐久性(n=11)における国家または国際的なレベルで検出された二十六頭のスポーツウマは胃内視鏡検査および副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)刺激試験を行った。唾液コルチゾール濃度は,試験前(ベースライン)と(30 60 90分,120分および150分)IV ACTH注入(1μg/kg体重)後に測定した。EGUS内で,二つの異なる疾患,ウマ扁平胃疾患(ESGD)及びウマ腺胃疾患(EGGD)を区別することができた。ESGDは8/11(73%;95%信頼区間[95%CI],43 92%)エンデュランス馬および5/15(33%; 95% CI, 14 58%)の馬術競技ウマと診断された。EGGDは9/11(82%; 95% CI, 53 96%)エンデュランス馬と9/15(60%; 95% CI, 35 81%)の馬術競技ウマで観察された。ESGDの存在または重症度はEGGDの存在または重症度と無関係であった。ACTH刺激は軽度EGGDのウマにおけるよりも中程度EGGDのウマにおけるコルチゾール濃度の大きな増加を誘導した。全サンプリング期間(試料採取の全期間でコルチゾール濃度の全増加[dAUC],31.1±6.4ng/mL)中のコルチゾール濃度と単一時間点(コルチゾール濃度の最大増加[dMAX],10.3±2.3ng/mL)で測定された最高濃度は増加した(P=0.005およびP=0.038),腺胃疾患のウマはACTH刺激に増加した副腎皮質反応を示したことを示した。これらの結果は,EGGDは増強された副腎皮質感受性と関連する可能性があることを示唆した。副腎皮質感度とEGGDの間の関係を確認し,関与する病態生理学的機序を明らかにするためにはさらなる研究が必要である。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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