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J-GLOBAL ID：201702232525673586   整理番号：17A1154009

平成28年における重要なエネルギー関係事項 III エネルギー変換技術の進展と研究動向 6.高効率発電技術の動向 6.3 ガスタービン発電

著者 (1件)： 水澤実 (IHI)
資料名： 日本エネルギー学会機関誌  (Enermix)
巻： 96  号： 5  ページ： 684-685  発行年： 2017年09月20日 
JST資料番号： F1934A  ISSN： 2432-3586  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 三菱日立パワーシステム(株)の最新鋭ガスタービン「JAC」の特徴は,燃焼器を改造してJ形の燃焼器を蒸気冷却から空気冷却に変換したことと,タービン動静翼の冷却構造の最適化により高い燃焼温度を実現したことである。コンバインドサイクル運転により,発電効率は63%以上に達するとしている。ウズベキスタンの電力の多くは,旧ソ連時代に建設された老朽火力発電設備で賄われており,これを高効率ガスタービンコジェネレーションシステムに代替していく事業に,川崎重工業(株)は参入している。(株)IHIは,40MW級航空エンジン転用ガスタービンのコンバインドサイクル発電設備の導入市場をアフリカに広げている。近年,ガスタービン各社は,ガスタービン本体の開発や性能向上に加え,既存発電所における運転状態モニタリングと収集したビックデータの解析による予防保全や効率的運用の支援を行うサービスの提供を,新しいビジネスモデルとして育てようとしている。

シソーラス用語： *エネルギー変換効率 ,  *ガスタービン ,  *複合サイクル発電 ,  発電設備 ,  *コジェネレーション ,  *火力発電 ,  *計算機利用システム ,  予防保全 ,  監視
準シソーラス用語： *発電効率 ,  *コンバインド・サイクル発電 ,  *コジェネレーションシステム ,  *ビックデータ活用支援システム ,  状態監視

分類 (1件)： ガスタービン  (PB02040Y)

引用文献 (7件)：

• 三菱日立パワーシステムズ(株)プレスリリース, 2016年12月14日発行 第135号
• 川崎重工業(株)プレスリリース, 2017年4月20日
• (株)IHIプレスリリース, 2017年3月16日
• 東京電力フュエル&パワー(株)プレスリリース, 2016年9月23日
• (株)丸紅プレスリリース, 2017年4月20日

タイトルに関連する用語 (7件)： エネルギー ,  エネルギー変換技術 ,  進展 ,  研究 ,  動向 ,  高効率発電 ,  ガスタービン発電