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J-GLOBAL ID:201702232558525344   整理番号:17A0637903

アルミニウム電解質キャパシタの電解質/α-Al2O3界面における和周波振動分光法で解明した分子吸着

Molecular adsorption at electrolyte/α-Al2O3 interface of aluminum electrolytic capacitor revealed by sum frequency vibrational spectroscopy
著者 (5件):
資料名:
巻: 146  号: 19  ページ: 194706-194706-6  発行年: 2017年05月21日 
JST資料番号: C0275A  ISSN: 0021-9606  CODEN: JCPSA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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アルミニウム電解質キャパシタの動作電圧は,Al<sub>2</sub>O<sub>3</sub>アノードの絶縁破壊電圧(U<sub>b</sub>)で決められる。U<sub>b</sub>はAl<sub>2</sub>O<sub>3</sub>/電解質界面での分子吸着に関連する。したがって,著者らは和周波振動分光法(SFVS)を採用して,α-Al<sub>2</sub>O<sub>3</sub>表面上の単純な電解質,アジピン酸アンモニウムとのエチレングリコール(EG)溶液の吸着状態を調べた。酸性電解質(pH<6)では,このAl<sub>2</sub>O<sub>3</sub>表面は正に帯電する。観測されたSFVSスペクトルは,長鎖分子であるポリエチレングリコールとアジピン酸エチレングリコールが,表面で“横臥”配向を採ることを示している。アルカリ性電解質(pH>8)では,Al<sub>2</sub>O<sub>3</sub>表面は負に帯電し,短鎖EG分子は“ねじれ”配向を採る。U<sub>b</sub>の結果は,pH>8の場合に比べ,pH<6でより大きな値を示す。“横臥”長鎖分子はAl<sub>2</sub>O<sub>3</sub>表面を被覆し保護するので,U<sub>b</sub>はpHの減少とともに増大する。これらの発見は,絶縁破壊機構の研究と,高い動作電圧のキャパシタにための新しい電解質の開発に新しい知見を与えるものである。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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物理的手法を用いた吸着の研究  ,  非線形光学 

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