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J-GLOBAL ID:201702232601300575   整理番号:17A1168849

Xanthomonas campestrispv.campestrisにおけるタイプIIIエフェクターAvrXccBは推定上のメチルトランスフェラーゼを標的とし,シロイヌナズナにおける先天性免疫を抑制する【Powered by NICT】

The type III effector AvrXccB in Xanthomonas campestris pv. campestris targets putative methyltransferases and suppresses innate immunity in Arabidopsis
著者 (9件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 768-782  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2688A  ISSN: 1464-6722  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Xanthomonas campestrispv.campestris(Xcc)は世界的に黒腐病,アブラナ属作物の最も重要な疾患の一つである。III型エフェクターインベントリは,病原体の病原性と病原性に重要な役割を果たす。しかし,Xccの推定III型エフェクターAvrXccBの病原性機能(s)についてはほとんど知られていない。AvrXccBの免疫抑制能と可能な機構を検討した。AvrXccBはIII型分泌系依存的に分泌されることを実証した。緑色蛍光蛋白質で標識したAvrXccBはArabidopsisにおける原形質膜に局在し,推定N-ミリストイル化モチーフはその局在に必須である。AvrXccBの化学物質誘導発現はflg22誘導カロース沈着と酸化バーストを抑制し,トランスジェニックArabidopsis植物におけるXccとPseudomonas syringaepv.tomatoの植物の成長を促進する。AvrXccBの推定触媒三つ組残基と細胞膜局在化は,その免疫抑制活性に必要である。AvrXccBはArabidopsis S-アデノシル-L-メチオニン依存性メチルトランスフェラーゼSAM MT1とSAM MT2と相互作用することを実証した。興味深いことに,SAM MT1は自己関連だけでなく,in vivoでSAM MT2と関連している。SAM MT1とSAM MT2発現は微生物関連分子パターンと細菌感染の刺激により有意に誘導された。まとめると,これらの知見はAvrXccBは推定メチルトランスフェラーゼ複合体を標的とし,植物免疫を抑制することを示す。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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遺伝子操作  ,  酵素生理  ,  生体防御と免疫系一般 

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