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J-GLOBAL ID：201702232620306346   整理番号：17A1217407

健康な高齢者の認知機能に及ぼす身体運動の役割:無作為化臨床試験の系統的レビュー【Powered by NICT】

Role of physical exercise on cognitive function in healthy older adults: A systematic review of randomized clinical trials

著者 (5件)： Saez de Asteasu Mikel Lopez (Department of Health Sciences, Public University of Navarre, Pamplona, Spain) ,  Martinez-Velilla Nicolas (Division of Geriatric Medicine, Complejo Hospitalario de Navarra, Pamplona, Spain) ,  Zambom-Ferraresi Fabricio (Department of Health Sciences, Public University of Navarre, Pamplona, Spain) ,  Casas-Herrero Alvaro (Division of Geriatric Medicine, Complejo Hospitalario de Navarra, Pamplona, Spain) ,  Izquierdo Mikel (Department of Health Sciences, Public University of Navarre, Pamplona, Spain)
資料名： Ageing Research Reviews  (Ageing Research Reviews)
巻： 37  ページ： 117-134  発行年： 2017年 
JST資料番号： W1685A  ISSN： 1568-1637  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 認知障害は生活の質に有害な影響を持ち,高齢者における機能的限界と障害と関連している。身体活動(PA)は認知に及ぼす有益な効果を持つことが示されているが,無作為化比較試験(RCT)の結果と結論はあまり一致していない。知識の更新した近年開発された新しいトレーニング法の認知機能に及ぼす影響を検討する必要がある,多成分運動トレーニングである。それゆえに,このレビューの目的は,既知の認知障害のない健常高齢者(>65歳)における認知に対する多成分トレーニング対有酸素かレジスタンストレーニング単独の役割を調べることであった。群間の介入後に介入前からのパラメータの平均差(MD)は,ランダム効果モデルを用いてプールされた。2002と2016年の間に発表された二十一のRCTが含まれていた。多成分運動トレーニングは高齢者の認知機能に及ぼす最も陽的影響を持つ可能性がある。研究例数が少なかったことと研究集団,研究計画,運動プロトコル,遵守率と転帰測定の大きな変動は,結果の解釈を複雑にすると運動研究文献内の不一致に寄与している。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： クオリティオブライフ ,  *ランダム化比較試験 ,  *老人 ,  プロトコル ,  *システマティックレビュー
準シソーラス用語： 転帰 ,  研究計画 ,  レジスタンストレーニング ,  健常高齢者 ,  身体活動 ,  認知障害 ,  *身体運動 ,  *認知機能 ,  *健康 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 系統的レビュー ,  運動トレーニング ,  身体活動 ,  認知機能 ,  高齢者

分類 (2件)： 神経系の疾患  (GN03000O) ,  老人医学  (GC09000X)

タイトルに関連する用語 (6件)： 高齢者 ,  認知機能 ,  身体運動 ,  役割 ,  無作為化臨床試験 ,  系統的レビュー