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J-GLOBAL ID：201702232814411687   整理番号：17A1371127

ハノイにおける規範性をもつ空間から生まれるコミュニティの自律性についての考察 キムリエン集合住宅区を事例に

A study on the relation between planning intentions and neighborhood mechanism in Hanoi A case study of KIM LIEN housing area

著者 (2件)： 吉田智美 (関西計画技術研究所) ,  阿部大輔 (龍谷大学政策学部)
資料名： 日本都市計画学会関西支部研究発表会講演概要集(Web)  (Proceedings of the City Planning Institute of Japan, Kansai Branch (Web))
巻： 15  ページ： 73-76(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U1188A  ISSN： 2189-8081  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ハノイ市の郊外には,Khu Tap The(通称KTT)と呼ばれる集合住宅区が多く存在する。1960年代から主に社会主義国の援助によって建設された。建設時からみて社会的背景は大きく変化しているが,今もなお活き活きとした居住空間として存在している。しかし,老朽化の問題や立地条件の良さから,近年は建て替えが進められている。ハノイの都市計画の痕跡として,また居住モデルの一つとして,完全に建て替わってしまう前に,その価値を見出しておくことが必要である。 本研究では,規範性の強い空間である集合住宅区におけるコミュニティの自律性をその価値の一つとして位置づけている。キムリエン集合住宅区を対象に,空間実態調査とインタビュー調査を行い,集合住宅区を住民がどのように使いこなしているのかを明らかにする。(著者抄録)

シソーラス用語： ベトナム社会主義共和国 ,  *集合住宅 ,  住居地区 ,  *空間構成 ,  位置秩序 ,  *コミュニティ ,  自主管理 ,  都市郊外 ,  *面接調査 ,  小売店 ,  配置計画 ,  幹線道路 ,  広場 ,  組織構造 ,  ライフスタイル ,  建て替え
準シソーラス用語： ハノイ ,  キムリエン ,  TDP【組織】

著者キーワード (8件)： ハノイ ,  集合住宅区 ,  計画意図 ,  コミュニティ組織 ,  Hanoi ,  collective housing aarea ,  plannning intention ,  neighborhood mechanism

分類 (1件)： 住居地域計画一般  (RD03010G)

引用文献 (9件)：

• 1) 山田幸正,藤江創,チャン・ティクェハー,西田司(2005)「チュントゥ団地およびキムリエン団地の居住状況について ベトナム・ハノイの団地型集合住宅の改善手法に関する調査研究 その1」『日本建築学会大会学術講演梗概集』pp23-24
• 2) 河田彩子,花里俊廣,篠崎正彦,友田博通(1999)「集合住宅団地における増築の発生メカニズム ベトナム・ハノイにおける都市住宅に関する研究 その5」『日本建築学会大会学術講演梗概集』pp11-12
• 3) Bui manh tri(2005)『ハノイ市においてドイモイ政策導入以前に供給された集合住宅団地の再生に関する研究』大阪大学大学院工学部研究科修士論文
• 4) ベトナム統計局ホームページhttp://www.gso.gov.vn/Default_en.aspx?tabid=491(2016./10/23)
• 5) Trinh Duy Luan, Nguyen Quang Vinh(2001)「Socio-economic impacts of “DOI MOI” on Urban housing in Vietnam,」pp51-75,Social Sciences Pubulishing House

タイトルに関連する用語 (5件)： ハノイ ,  規範 ,  コミュニティ ,  自律性 ,  集合住宅