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J-GLOBAL ID：201702232816648508   整理番号：17A0602757

解体とリサイクル,廃棄物処理 各種技術を駆使したダム撤去工事

著者 (2件)： 宮地利宗 (フジタ) ,  野間達也 (フジタ)
資料名： 建設機械施工  (日本建設機械施工協会誌)
巻： 69  号： 5  ページ： 15-20  発行年： 2017年05月25日 
JST資料番号： G0118A  ISSN： 2187-851X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 荒瀬ダムは,1954年に熊本県が築堤した発電専用の重力式コンクリートダムであるが,その役目を終え2012年より撤去工事を行なうこととなった。撤去工事としては,まずダム本体上流側の水位を低下させるために,上流面の岩盤をオールケーシング工法による水中掘削,また堤体には無発破硬岩トンネル掘削工法であるFONドリル工法を使用して矩形のトンネルを割岩掘削した。さらに,ダム本体の解体には,経済性の向上を目指して発破解体を有効利用し,門柱の倒壊発破工法を開発するとともに,越流部の発破解体時には,発破振動を制御するために種々の雷管を使用し,環境に配慮したダム撤去工事を実現した。(著者抄録)

シソーラス用語： *解体工事 ,  *環境影響 ,  *重力ダム ,  発破 ,  振動制御 ,  建設工法 ,  水中掘削 ,  岩石掘削 ,  ジャンボドリル ,  鉄筋コンクリート ,  機械騒音 ,  騒音抑制 ,  電気雷管
準シソーラス用語： オールケーシング工法 ,  工事騒音 ,  制御発破

分類 (1件)： 撤去工事  (RA07100X)

引用文献 (1件)：

• 野間他:硬岩の小断面避難連絡坑における割岩掘削,土木学会トンネル工学報告集第15巻,2005.

タイトルに関連する用語 (5件)： 解体 ,  リサイクル ,  廃棄物処理 ,  ダム撤去 ,  工事