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J-GLOBAL ID:201702232879160489   整理番号:17A0215856

ヒト臨床試験候補であるブロモドメインおよび末端外(BET)ファミリーのベンゾイソキサゾロアゼピン阻害剤(CPI-0610)の同定

Identification of a Benzoisoxazoloazepine Inhibitor (CPI-0610) of the Bromodomain and Extra-Terminal (BET) Family as a Candidate for Human Clinical Trials
著者 (27件):
資料名:
巻: 59  号:ページ: 1330-1339  発行年: 2016年02月25日 
JST資料番号: D0102A  ISSN: 0022-2623  CODEN: JMCMAR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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アセチル化リジンヒストン尾部を認識するブロモドメインを標的とする阻害剤として一連のベンゾイソキサゾロアゼピンを分子モデルに基づき設計,合成し,構造活性相関を評価した。約1200種の低分子化合物データベースからサーマルシフトアッセイ,生化学アッセイ,結晶構造解析によりスクリーニングし,最適化のための骨格としてベンゾイソキサゾロアゼピンを選択した。21種の誘導体構造を最適化し,代謝安定性を評価し,in vivo研究に適切な化合物1種を同定した。本化合物は非BETブロモドメインには活性を示さず,in vivoでBET依存性遺伝子発現を減弱し,MV-4-11マウス腫瘍移植モデルで抗腫瘍作用を示し,細胞毒性は許容できるものであった。現在血液系腫瘍の患者での臨床試験の最中で,びまん性大B細胞リンパ腫および濾胞性リンパ腫患者において抗腫瘍作用が確認されている。
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分類 (3件):
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七員複素環化合物  ,  抗腫よう薬の臨床への応用  ,  腫ようの薬物療法 
物質索引 (1件):
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