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J-GLOBAL ID:201702232897800333   整理番号:17A1510606

頭頸部癌における末梢免疫細胞集団とサイトカイン濃度に対する光線力学療法の影響【Powered by NICT】

Influence of photodynamic therapy on peripheral immune cell populations and cytokine concentrations in head and neck cancer
著者 (16件):
資料名:
巻: 19  ページ: 194-201  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3256A  ISSN: 1572-1000  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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光線力学療法(PDT)は頭頸部扁平上皮癌(H NSCC)患者の選択されたグループに対する姑息的治療選択肢である。PDTは抗腫瘍免疫応答を開始する能力をもつ局所炎症反応を誘導する。しかし,末梢免疫細胞に及ぼす全身性影響は,これまで報告されていない。HNSCC患者(n=9)は,緩和ケアにおけるPDTで処理した。全患者は以前にいくつかの腫瘍学的治療レジメンを受けていた。血液サンプルを運動前,PDTの間とした。年齢対応健常人を対照群とした(NC, n=15)。TおよびBリンパ球,CD4~+CD39~+制御性T細胞(T_reg)とNK細胞の頻度と絶対数は,10色フローサイトメトリーにより測定した。T細胞関連サイトカインパネル,HMGB1,IL-6,IL-10およびパーフォリンを含むの血清中濃度はビーズアレイとELISAにより測定した。かなり前処理されHNSCC患者では,T_regとNK細胞の数と頻度はNCと比較して増加した。PDTはT_regの頻度と末梢血中のNK細胞の更なる増加を誘導した。さらに,HMGB1,IL-6およびIL-10の血清濃度は同時に低下したパーフォリンレベルで処理した後の有意な上昇を示した。PDTは局所治療法であるが,変化した末梢免疫細胞集団とサイトカイン濃度を伴う全身性炎症反応が見られた。PDT後に増加したT_regとNK細胞数はPDTはH NSCC特異免疫を改善するNK細胞またはT細胞HNSCC患者における免疫チェックポイント調節因子の活性化との組合わせが成功可能性があるという仮説を支持する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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腫ようのその他の治療法 
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