文献
J-GLOBAL ID:201702232972510012   整理番号:17A0135287

火力発電技術のCO2排出低減に向けた電中研の取り組み(その3)石炭火力でのバイオマス利用に向けた取り組み

著者 (2件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 70-73  発行年: 2017年02月01日 
JST資料番号: G0075B  ISSN: 2185-0364  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
日本では現在火力発電が総発電量の90%近くを占め,一方これは化石燃料を使用する為に二酸化炭素の排出抑制が不可欠である。電力中央研究所(電中研)では火力発電技術の二酸化炭素排出低減に向けた研究を進めているが,本稿は石炭火力におけるカーボンニュートラルとされるバイオマス混焼に関する研究を紹介する。日本でも微粉炭火力におけるバイオマス混焼は既に実施され,石炭ミルの手前におけるラインブレンドが採用されているが,粉砕性が悪いバイオマスの特性から混焼率は1~3%にとどまる。本稿はバイオマスの炭化処理による粉砕性,燃料性状の向上について記述するが,日本の生産能力が大幅に不足しているので輸入に頼らざるを得ない問題がある。電中研では100kg/h程度の処理能力を持つ炭化燃料化実験装置により主に木質バイオマスを原料とする炭化物を製造し,原料の炭化特性,製品の粉砕性,石炭との混焼特性等を解析している。石炭と木質炭化物の混合粉砕試験では木質炭化ペレットを10%混合しても石炭のみの粉砕の場合とほぼ同等の粒子径分布になること等が分かった。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物燃料及び廃棄物燃料  ,  火力発電  ,  固体燃料工業一般  ,  木質材料の製造・加工一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る