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J-GLOBAL ID：201702232978195031   整理番号：17A1614437

搾乳場廃水を処理するハイブリッド伏流式人工湿地の7年間の運転での窒素化合物除去の長期的傾向

Long-term nitrogen compound removal trends of a hybrid subsurface constructed wetland treating milking parlor wastewater throughout its 7 years of operation

著者 (9件)： HARADA J. (Hokkaido Univ., Hokkaido, JPN) ,  INOUE T. (Hokkaido Univ., Hokkaido, JPN) ,  KATO K. (NARO Tohoku Agricultural Res. Center, Iwate, JPN) ,  IZUMOTO H. (Hokkaido Univ., Hokkaido, JPN) ,  ZHANG X. (Hokkaido Univ., Hokkaido, JPN) ,  SAKURAGI H. (Hokkaido Univ., Hokkaido, JPN) ,  WU D. (Hokkaido Univ., Hokkaido, JPN) ,  IETSUGU H. (TUSK Co., Ltd, Hokkaido, JPN) ,  SUGAWARA Y. (NARO Hokkaido Agricultural Res. Center, Hokkaido, JPN)
資料名： Water Science & Technology  (Water Science & Technology)
巻： 73  号： 5  ページ： 1018-1024  発行年： 2016年 
JST資料番号： A0070A  ISSN： 0273-1223  CODEN： WSTED4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 第1垂直伏流式人工湿地(160m²)(V1)-第2垂直伏流式人工湿地(160m²)(V2)-水平伏流式人工湿地(336m²)(H1)から構成される人工湿地で搾乳場廃水を7年間処理した。窒素負荷量は平均して118g N/日であった。窒素除去率は年々増加し開始2年後の全窒素除去率は84~93%,処理排水の全窒素濃度は20mg N/lであった。全窒素及び有機窒素はV1で主に除去されNH₄⁺窒素はV1及びV2で大部分が除去された。一方NO₃^-窒素濃度はV1処理後増加しV2及びH1で部分的に除去された。それでも処理排水のNO₃^-窒素濃度は最大でも3mg/lであった。十分に有機炭素がある条件ではNO₃^-窒素はほぼゼロなので有機炭素の不足で脱窒が十分になされなかったと考察した。しかし有機炭素濃度から計算されるNO₃^-窒素除去量よりも多く除去されていることから脱窒以外のNO₃^-窒素除去機構があると示唆した。

シソーラス用語： 排水 ,  *人工湿地 ,  *脱窒素 ,  アンモニア態窒素 ,  硝酸態窒素 ,  窒素 ,  有機窒素 ,  *脱窒 ,  廃水処理
準シソーラス用語： *ミルキングパーラー排水 ,  全窒素 ,  *長期傾向

分類 (2件)： 下水,廃水の生物学的処理  (SC03060H) ,  廃水処理  (FJ02022Y)

タイトルに関連する用語 (7件)： 搾乳 ,  廃水 ,  伏流 ,  人工湿地 ,  窒素化合物 ,  長期 ,  傾向