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J-GLOBAL ID：201702232992063852   整理番号：17A1552681

バイオマスベース化学ループ技術:良いこと,悪いことと将来【Powered by NICT】

Biomass-based chemical looping technologies: the good, the bad and the future

著者 (8件)： Zhao Xiao (School of Environment, Tsinghua University, Beijing 100084, China. [e-mail]) ,  Zhou Hui ,  Sikarwar Vineet Singh ,  Zhao Ming ,  Park Ah-Hyung A. ,  Fennell Paul S. ,  Shen Laihong ,  Fan Liang-Shih
資料名： Energy & Environmental Science  (Energy & Environmental Science)
巻： 10  号： 9  ページ： 1885-1910  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2306A  ISSN： 1754-5692  CODEN： EESNBY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： バイオマスは,その低いエネルギー密度,高い含水量と複雑な灰成分にもかかわらず,有望な再生可能エネルギー資源である。エネルギー生産におけるバイオマスの利用は,ほぼ炭素中性であると考えられ,炭素捕獲技術と結びつければ,全体のエネルギー変換は,正味CO_2放出,BECCS(炭素捕捉と貯蔵を伴うバイオエネルギー)として知られているが負である可能性がある。BECCS技術の初期開発は,従来の熱化学変換過程のCO_2捕獲装置下流,燃焼,熱分解またはガス化を構成するの設置を提案した。これらの手法はすでに十分に開発したエネルギー転換プロセスとCO_2捕集技術の適応から利益を得るであろうが,それらは材料とエネルギー統合だけでなくシステム工学,BECCSの真の破壊的技術につながる可能性が限定されている。最近,化学ルーピングを含む変換エネルギー変換技術の新世代が開発されている。特に,化学的環状閉回路は,固体ループ材料を採用し,それは燃料の転化の際のCO_2の固有の捕捉を可能にする。本レビューでは,様々な構成におけるバイオマスベースの化学ルーピング技術の利点,課題と展望は,化学ループに基づく革新的なBECCS技術の開発への重要な洞察を提供するために詳細な議論した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 含水量 ,  システム工学 ,  捕獲 ,  *バイオマス ,  熱分解 ,  閉路 ,  エネルギー変換 ,  エネルギー密度 ,  ガス化 ,  炭素 ,  生物エネルギー
準シソーラス用語： エネルギー変換技術 ,  熱化学 ,  エネルギー産生 ,  再生可能エネルギー源 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y)

タイトルに関連する用語 (4件)： バイオマス ,  化学 ,  ループ ,  将来