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J-GLOBAL ID:201702233005185891   整理番号:17A1485349

珠江から南シナ海への堆積物流出のマルチスケール変動に関するENSOの影響【Powered by NICT】

Impacts of ENSO on multi-scale variations in sediment discharge from the Pearl River to the South China Sea
著者 (18件):
資料名:
巻: 293  号: PA  ページ: 24-36  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0383A  ISSN: 0169-555X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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河川により輸送される堆積物負荷は沿岸生態系と海岸地形の進化と生産性に重要な陸上因子である。最も強い年々気候信号として,(ENSO)エルニーニョ南方振動は全球及び地域規模における水文サイクルの変化に密接に関係している。しかし,流砂量の時間的変動に対するENSOの影響は十分に理解されていない。本論文では,ウェーブレット変換(WT)を用いた1950年代以来の珠江から南シナ海への堆積物流出の周期的変化を調べた。さらに,交差ウェーブレットスペクトル(XWT)およびウェーブレットコヒーレンス(WTC)を適用したENSO(エルニーニョ-南方振動)と堆積物変動の間の結合を調べた。WT結果はPearl川の堆積物流出の周期的振動は1975 1995から1960 2002から2000S,経年的(2 8yr)及び10年規模(10 16yr)前(1年)毎年起こることを明らかにした。堆積物負荷時系列におけるこれらの周期的変動は河川流量と降水量時系列と共通のスペクトルパワー,重要な気候制御を示した。XWTとWTC結果は1970秒後に堆積物変動に対するENSO(エルニーニョ-南方振動)のパターンのシフトと1960 2002から2 4 6年の年々の時間スケールでの降水量,水放出と堆積物負荷に対するENSOの顕著な影響を明らかにした。さらに,1975 1995 10~16年の時間スケールでの土砂流出とENSO間の同相関係が検出され,10年スケールでの変動は,太平洋十年振動のような他の気候テレコネクションに関連していることを示した。降水量と水放電における周期的変化のスペクトル構造とENSOとの関係と比較して,河川流域におけるダム建設に起因することを2002年以降年時間スケールでの堆積物負荷のエネルギーの損失であった。著者らの研究は,異なる時間スケールでのENSO(エルニーニョ-南方振動)と堆積物変動の間の関係に関する展望,予測全球水文過程と河川管理のための実用的かつ科学的重要性を提供する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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気候学,気候変動 

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