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J-GLOBAL ID:201702233020866199   整理番号:17A0504169

一次アレイ記憶システムにおける低下読出しおよび回復プロセスのための高速再構成

Fast Reconstruction for Degraded Reads and Recovery Process in Primary Array Storage Systems
著者 (2件):
資料名:
巻: E100.D  号:ページ: 294-303(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: U0469A  ISSN: 1745-1361  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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RAIDは性能および信頼性の双方を同時に管理できるため,ディスクアレイ記憶システムに広く導入されている。RAIDは,劣化した読み取り/書き込みおよび回復プロセスと呼ばれるディスク障害時に二つの高水準操作を実行する。回復プロセスが完了する前に,データはその冗長性を用いて再構築されるため,読み取りと書き込み性能が低下する。低下した読み取り/書き込みデータの回復は,顧客サービスレベル契約(SLA)の規定を満たすうえで不可欠であり,回復プロセスは記憶システムの信頼性に大きな影響を与える。双方の操作では高速なデータ再構成が必要である。高速再構成のための消去コードの中で,局所再構成コード(LRC)は記憶オーバーヘッド,フォールトトレランス,そして再構成に関与するディスク数の間の最良(または最適の)トレードオフを提供することが知られている。もともとLRCは,再構成時にネットワークトラフィックが大きなボトルネックとなる分散型クラウド記憶システムにおける高速再構成を目的として設計されている。したがって,LRCではデータ再構成に関わるディスク数を減らすことに重点が置かれており,これによりネットワークトラフィックを削減する。しかし,LRCを一次アレイ記憶システムに適用する場合,再構成の大きなボトルネックは不均一なディスク使用に起因する。言い換えると,過負荷状態のディスクのボトルネックの結果,十分に活用されていないディスクはI/Oリクエストを受け取ることができなくなる。LRCの不均一ディスク使用率は,(最大リカバリ可能)特性を実現するための専用の分割策により決定する。本論文では,一次アレイ記憶システムにおける高速再構成を支援する分散化再構成コード(DRC)について報告した。不均一なディスク使用の問題を解決するため,DRCをグループシャッフル法で設計した。実作業負荷に対する実験結果は,グローバルパリティ回転(DRC-G)を用いるDRCが,同じ信頼性下のRAID-6と比べ72%,LRCに比べ35%性能を向上することを示した。さらに本研究結果は,DRC-GがLRCと比較して回復プロセスの完了時間を52%短縮することを示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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記憶装置  ,  信号理論 
引用文献 (23件):
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