文献
J-GLOBAL ID:201702233024803749   整理番号:17A1239514

ジメチルとモノメチルフマラートはヒト免疫細胞におけるインドールアミン2,3 ジオキシゲナーゼ(IDO)活性を調節する【Powered by NICT】

Dimethyl- and monomethylfumarate regulate indoleamine 2,3-dioxygenase (IDO) activity in human immune cells
著者 (6件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 685-690  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2573A  ISSN: 0906-6705  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
フマル酸エステル(FAE)は乾せんに対する経口投与として使用されている。フマル酸ジメチル(DMF)及びその代謝産物モノメチルフマラート(MMF)は薬理学的に活性な部分と考えられている。インドールアミン2,3 ジオキシゲナーゼ(IDO)はトリプトファンの代謝に重要な酵素である。キヌレニン経路は自然免疫および適応免疫の主要な調節因子として確立されている。ここでは,ヒト末梢血単核細胞(PBMC)において,IDO活性と発現に及ぼすDMFとMMFの効果を調べた。IDO活性はH PLC法を用いて培地中のキヌレニンの濃度を測定することにより決定した。IDOとキヌレニナーゼ蛋白質発現は,ウエスタンブロットにより分析した。著者らの結果は,DMFとMMFは用量依存的にインターフェロン-γ(IFN γ)により活性化された末梢血単核球におけるL-キヌレニンのレベルを減少させることを示した。MMFは10μmol/LのED_50,この分子の治療濃度範囲内で値を用いたin vitro IDO活性に阻害効果を示した。IDOとキヌレニナーゼ発現はDMFとMMFによって用量依存的にPBMCで減少したことを観察した。本研究の結果は,DMFとMMF(治療濃度)は,末梢血単核球におけるNF-κB依存的にIDOとキヌレニナーゼ活性と発現を阻害しこれらの細胞におけるL-キヌレニンのレベルを減少させる,ことを示した。FAEsはIDO発現と酵素活性の両方のトリプトファン分解の調節をもたらすを阻害することを見出されたように,我々はこの効果はキヌレニン経路により生成された炎症促進性メディエーターを下方制御することにより乾癬における本剤の臨床的有効性に寄与すると推察した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酵素一般 

前のページに戻る