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J-GLOBAL ID:201702233032771849   整理番号:17A1242272

Toll様受容体4の心筋発現はウイルス陰性慢性炎症性心筋症患者における免疫抑制療法への反応を予測する【Powered by NICT】

Myocardial expression of Toll-like receptor 4 predicts the response to immunosuppressive therapy in patients with virus-negative chronic inflammatory cardiomyopathy
著者 (10件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 915-925  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2568A  ISSN: 1388-9842  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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目的:著者らは,Toll様受容体4(TLR4)の心筋発現は免疫抑制への反応を予測する可能性があるかどうかを決定しようとした。【方法】と結果:免疫抑制で処理したウイルス陰性炎症性心筋症の237人の患者の心内膜心筋生検を遡及的にTLR4の発現を調べ,非応答患者(n=44)から免疫抑制(n=193)に応答する患者を識別した。TLR4とヒト白血球抗原(HLA)-DRに対する免疫反応性の半定量的評価(0年から4年までの傾斜)はTLR4のためのリアルタイムPCRとウェスタンブロットを行った。ヘアピンプローブを用いたin situ結さつにより評価した心筋細胞アポトーシスと壊死。TLR4のための局所的に強い陽性細胞質免疫染色は,全ての応答者(P<0.001対不応答者)の心筋細胞で観察された。ベースラインでの等級づけ2以上(2+)は免疫抑制正応答の予測因子としての98%の正の予測値100%と90.9%の特異性の感度を示した。TLR4のためのリアルタイムPCRおよびウェスタンブロット分析の結果,反応者対非反応者における,それぞれ,4.3倍と4.6倍高かった。TLR4等級付けとTLR4mRNA分子と蛋白質発現の間の相関は高度に有意であった。HLA-DRは二群間で区別しなかった。アポトーシスによる心筋細胞死は反応者対非反応者における3.7倍高く,TLR4発現と有意に相関したが,壊死は同等であった。ベースラインTLR4発現の強度は,免疫抑制の6か月後の駆出分画の変化と相関していた。【結論】TLR4は免疫抑制に応答するヒト心筋炎で高度に発現する。免疫抑制療法に対して良好な応答を予測する患者選択における新しい高感度マーカーとして考えることができる。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞膜の受容体  ,  消化器の基礎医学 

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