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J-GLOBAL ID:201702233052818038   整理番号:17A1609091

Stark効果によるCrをドープしたBi2(SexTe1-x)3の磁気量子相転移

Magnetic quantum phase transition in Cr-doped Bi2(SexTe1-x)3 driven by the Stark effect
著者 (20件):
資料名:
巻: 12  号: 10  ページ: 953-957  発行年: 2017年10月 
JST資料番号: W2059A  ISSN: 1748-3387  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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トポロジカル絶縁体(TI)薄膜にCrをドープすることで,無磁場でエネルギー損失なく電流が流れる異常量子ホール効果の実験的観測が注目を集めている。Bi2Te3のようなTIに遷移金属元素を化学的ドーピングした例で磁気量子相転移が報告されているが,磁気TIの将来の応用は,ゲート電界を用いた外部摂動による磁気及び電子バンドトポロジーの操作に対する可能性に依存する。本研究では,トポロジカル量子臨界点(QCP)を横切ってCrドープBi2(SexTe1-x)3 TIの磁気輸送特性を調べた。QCPに近い試料では,ゲート電界によって駆動される強磁性から常磁性への相転移を観測したが,QCPから遠く離れた試料では,外部ゲート電圧の磁気秩序に対する影響は無視できるほどであることがわかった。垂直電界が,Stark効果により電子エネルギー準位のシフトを引き起こし,そしてトポロジー的な量子相転移を誘発し,その結果,磁気相転移を誘発することを理論計算により示した。トポロジカル秩序の電気的制御及びTIの磁気特性は,トポロジーの性質に基づいた電子デバイスまたはスピントロニクスデバイスの応用に重要な新しい光を投じた。
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分類 (2件):
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金属結晶の磁性  ,  電子輸送の一般理論 
タイトルに関連する用語 (5件):
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