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J-GLOBAL ID：201702233059270787   整理番号：17A0524997

自治体ニーズに応えるJSの新技術 第16回 下水汚泥由来繊維利活用システム

資料名： 月刊下水道  (Journal of Sewerage, Monthly)
巻： 40  号： 6  ページ： 76-80  発行年： 2017年04月15日 
JST資料番号： Z0772A  ISSN： 0387-6926  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 現在,嫌気性消化汚泥を代表とする難脱水性汚泥は,繊維状物が一般的な混合生汚泥に比べて極端に少なく,脱水性の低下や脱水汚泥含水率の上昇により,処分費の上昇や処分先の制約が課題となっている。混合生汚泥においても,濃縮設備等における長期滞留により汚泥が腐敗し,汚泥中の繊維状物の減少,返流負荷の増大といった問題があり,脱水性のバラつきや低下,処分費の上昇という課題が生じている。本稿で紹介する下水汚泥由来繊維利活用システム(以下,本技術)は,日本下水道事業団と石垣との共同研究により開発した技術で,脱水性能に大きく寄与する供給汚泥性状のなかから繊維状物に着目し,その成分を効率的に回収し,脱水助材として脱水機に供給することで,上述の課題の解決を図った。回収助材を用いた脱水性能の改善には,低含水率化,低薬注率化といった効果があるが,導入する処理場ごとに最も効果のある方法を決定することが重要である。

シソーラス用語： *システム ,  *利用 ,  *繊維 ,  性質 ,  脱水 ,  含水量 ,  スラッジ ,  物 ,  混合 ,  助剤 ,  *材料 ,  *助成 ,  *回収 ,  性能 ,  比率 ,  薬液注入 ,  減少
準シソーラス用語： 下水汚泥由来繊維利活用システム ,  回収助材 ,  嫌気性消化汚泥 ,  混合生汚泥 ,  繊維状物 ,  脱水汚泥含水率 ,  脱水性 ,  脱水性能 ,  低含水率化 ,  低薬注率化 ,  難脱水性汚泥 ,  利活用システム

分類 (1件)： 下水,廃水の生物学的処理  (SC03060H)

タイトルに関連する用語 (5件)： 自治体 ,  ニーズ ,  下水汚泥 ,  繊維 ,  活用