抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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大林組技術研究所は,1965年12月に開設したが,技術研究所の創設以降だけでも,情報通信技術(Information and Communication Technology,以下ICT)を代表として技術は高度化している。将来,社会を取り巻く環境が常に変化し続けていくであろう。現存する種々の技術的課題や,将来起こると予見される自然災害などによるリスクに対して,その解決方法や緩和策を提示することは可能である。大林組テクノフェア2016「しなやかな未来を創る」(以下,テクノフェア)では,高水準な豊かさを維持できる「しなやかな未来」が2050年に実現することを目標に定め,そのための技術の一部を紹介した。本稿は,テクノフェアで展示された技術の載録を兼ねており,テクノフェアのコンセプト作成の経緯を説明した。その上で,テクノフェアに倣って,1)安全・安心が続く社会,2)快適・健康で活力のある社会,3)人と科学が協調する社会,4)持続可能な環境と社会の4つのカテゴリー別に,大林組が開発している技術について記した。